ニール
私は、自分の書いた本が出版されるたびに、わくわくします。
本を書いたのは私ではなく、私を通して(神が)書かれたのだとしても。
神
本を書いたのは、あなただ。
遠慮したり、謙遜する事はない。
私がインスピレーションを与えた事は、事実だ。
書くべき言葉も与えた。
だからと言って、あなたの功績は減らない。
もし減るなら、トマス・ジェファーソンもアインシュタインも、モーツァルトやキング牧師も、誰もがそうなる。
すべてにインスピレーションを与えたのは、私だから。
息子よ。どれだけ多くの人が、インスピレーションという贈り物を与えられたのに、活用しなかったか知れない。
あなたは贈り物を活用した。
それが、わくわくしない事でないはずがない。
どれだけ多くの人が、「どうせ自分なんかだめなんだ」とか「自分が認められるはずはない」という思い込みに凝り固まっているかを知ったら、驚くだろう。
大事なのは、認められるためではなく、自分を表現するために、何かをする事だ。
だが、認められたからって、少しも自分が減るわけではない。
それどころか、もっと自分を表現したくなる。
マスターは、謙遜の名のもとに自分の素晴らしい側面を否定したりは、決してしない。
イエスは、はっきりと自分を表明し、宣言をした。
マスターは皆、そうしてきた。
あなたも、自分を表明しなさい。自分を宣言しなさい。
そして、宣言した通りの自分になりなさい。
真の自分について抱いた、最も偉大なヴィジョンの中の最も壮大なヴァージョンで、自分を再創造しなさい。
(『神との友情 上巻』から)