ニール
どんな支援だと、相手の力を弱める事になりますか?
神
あなたの助けが、「人をあてにする気持ち」を助長するときだ。
自立ではなく、依存しようとするのを、許したときだ。
相手が依存してくるのを許すのは、同情ではなく、『自分に力があると感じたいという強迫観念』であり、『権力欲』なのだ。
「本当は相手のためではなく、自分のためなのではないか」と、常に自分を振り返りなさい。
相手に対する責任を引き受ければ引き受けるほど、あなたは相手に対して、権力を持つことになる。
そんな援助は、弱者をまどわす媚薬だ。
(『神との対話2』から)