約束① 約束はマスターでないと守れない

 神

神聖な約束は、唯一つしかない。

それは、『本当の自分を語り、生きる』という事だ。

他の約束は自由の喪失であり、決して神聖なものではない。

ニール

なかなか厳しいお言葉ですね。
何の約束もしてはいけないのですか?

 神

「将来に自分がどんな風に感じるか、どうしたいと思うか」を、いま分かると考えるのは偽りだよ。

物事に反応して生きていたら、そんな事は分かるはずがない。

創造者(マスター)として生きて初めて、偽りのない約束が出来る。

創造者は、感情を経験するのではなく、創り出すからだ。

未来を意識的に創造できるようにならなければ、未来は予測できない。

未来を予測できなければ、約束も出来ない。

しかし、未来を意識的に創造して予測できる者でも、変化をする権利はある。

変化は、万物の基本原理だ。あなた方は変化をする。

変化するのだから、「私は変化しない」という約束は、決して出来ない。

ニール  変わらないものは何もないと、おっしゃるのですか?

 神

生命は全て、再創造のプロセスだ。
瞬間瞬間に、自らを再創造し続けている。

このプロセスでは、「同一」は不可能だ。

だが、『類似』は不可能ではない。

創造が『高いレベルの類似』に達した時、あなた方はそれを、同一とか不変と呼ぶ。

人間の目には、不変性を保っているように見えるからだ。

しかし、本当は常に変化しているのだ。

ニール

すると、「変化がわずかだと、私達には同一に見えるが、実はそうではない」とおっしゃるのですか?

 神

その通りだ。

創造を、『高いレベルの類似』を保って行うのは、マスターでないと出来ない。 

(『神との対話3』から)


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