神
私が勧めるのは「機会の平等」であって、「事実上の平等」ではない事を忘れないように。
「事実上の平等」とは、「個性の無い同一」という事だ。
世界には、同一は全然必要がない。
私が勧めるのは、「基本的なニーズの充足」と「向上するチャンス」が保障されている世界だ。
現在は、多くの人が基本的なニーズを満たされずに、死んでいっている。
あなた方は、餓死を食い止める方法すら、発見していない。
二つの変化を実現することだ。
一つは『政治的なパラダイムの変化』、もう一つは『霊的な変化』だ。
『政治的なパラダイムの変化』は、世界統一政府を創り、世界裁判所と平和維持軍を創ることだ。
全国家から二人づつ代表が集まる「世界上院議会」と、各国の人口に比例した数の代表が集まる「世界下院議会」を置けばいい。
ニール
アメリカの連邦議会と同じく、二院制にするのですね。
神
アメリカの憲法は、神が与えたひらめきに基づいている。
新しい世界憲法でも、行政・立法・司法の三権は分立にするべきだよ。
各国は、国内の警察は持つが、軍隊は解散させる。
ニール
新しい世界秩序には、富の再配分が必要ですか?
神
自然に自動的に、資源の再配分が実現する。
全ての人が教育を受けられるし、餓死をせずに適切な住まいで暮らせるようになる。
(『神との対話2』から)