神
大半の人は、30歳を超えると精神を忘れ、読書をせず、学んだり教えたりしなくなる。
テレビ、映画、くだらない本など、精神をにぶらせる事ばかりして、考えなくなる!
そして、肉体だけの人生を送る。
肉体だけで生きていると、金・セックス・所有・安全・名声など、肉体的な事柄に、どっぷり染まってしまう。
何かを学べる本は読まないのに、テレビ番組なら一週間分も暗記している。
悲しいことではないか。
大半の人は、自分で考えなくてもいいように、「ルールを教えてくれ、その通りにするよ!」と言い、やがて幻滅をする。
「ルールに従い、言われた通りにしたのに、上手くいかない」と嘆く。
もう一度精神と付き合い、精神を養いなさい。
そうすれば、飢えなくなる。
肉体と精神で生きれば、精神的な事柄にまで関心が広がる。
『友情・創造性・新しい挑戦』などにだ。
一部の人は、精神も大切にしている。
だが、『肉体・精神・魂』の三つを大切にしている人は、とても少ない。
あなたは魂を養っているだろうか?
そもそも、魂の存在に気づいているだろうか?
自分の最も深い部分にまで旅をし、魂に「やあ」と挨拶をしたのは、いつだった?
『肉体・精神・魂』の三つで生きたとき、あなたはようやくバランスがとれる。
「霊的な自覚と成長」「人生の目的」「神との関係」などに、関心が広がる。
意識が高まるほど、あなたは自分のあらゆる側面を認識するようになる。
成長とは、自分のある面を大事にして、別の面を捨てる事ではない。
焦点を広げて、自分の全ての面を愛し、評価する事だ。
(『神との対話2』から)