神
魂は、再生したいから、若返りたいから、睡眠の時には身体から離れる。
ニール
眠っている時には、魂は身体から離れるのですか?
神
そうだ。それが眠りだ。
魂が身体に宿る事は、楽ではない!
とても難しい事なのだ。
魂は、軽くて自由で、安らかで喜びに満ちている。
完璧な知恵、完全な愛の存在だ。
だが、身体と共にある時には、それをめったに経験できない。
だから休息したい時には、身体から離れる。
ニール
眠るのは、「身体が休息を必要としているから」だと思っていました。
神
逆だよ。
魂が休息を求めて、身体が眠りに落ちるのだ。
新しく物質世界に到着した魂は、とても疲れる。
だから赤ん坊は、しょっちゅう眠っている。
耐性がついてくると、眠る時間は減り、同時に精神は忘却に落ち込んでいく。
あなたが、「身体に宿って何をしているのか、何をしようとしているのか」を思い出すと、魂はあまり身体から抜け出さなくなる。
目的と理由があって、身体に宿ったことが分かるからだ。
大いなる智恵を持っている者は、あまり眠る必要がない。
ニール
すると、眠る時間で、その人の進歩レベルが分かるのですか?
神
大体は分かる。
身体で何をしているかに目覚めた人ほど、身体と共に長くいられる。
だから、眠りが少なくてすむ。
(『神との対話3』から)