神
神を助けなさい。
ニール
あなたは何も必要ないのだ、と思っていました。
神
私には、助けは必要ではない。
だが助けてもらえれば、私たちにとって物事がもっと容易になる。
ニール
どうして容易になるのですか?
神
それを理解するには、神が何をしようとしているかを理解しなければならない。
ニール
理解しているつもりです。
あなたは、「今」という瞬間に、あなたを再創造しているのでしょう。
真の自分について抱く、最も偉大なヴィジョンの中の最も壮大なヴァージョンで、再創造をし続けている。
それを、私たちを通じて行っている。
その意味で、私たちはあなたであり、神の身体の一員だ。
神
よく思い出したではないか、友よ。
それでは、神を助ける方法を教えよう。
意図的に、調和的に、有益に、人生を生きなさい。
この三つの生き方によって、「創造的エネルギー・優しい智恵・純粋な愛」という、三つの私が与えた贈り物を活用できる。
『創造的エネルギー(思考・言葉・行為)』を、意図的に使いなさい。
そうすれば、経験の原因になれる。
何かをした時に、「わざと意図的にやったのですね!」と言われたら、それは非難ではなく褒め言葉だ。
『優しい智恵』を使えば、調和的に生きられる。
調和とは、周りのヴァイブレーションを感じ、それと混ざり合うことだ。
混ざり合うことは、相手に合わせる事とは違う。相手と一緒に歌うことだ。
調和して歌うと、歌全体が変化して、新しい歌になる。
これが、「魂の歌」だ。これより美しいものはない。
優しい智恵を使い、瞬間が変わるのを見つめなさい。
『純粋な愛』、それが私でありあなただ。
純粋な愛を表現する時、あなたは「真の自分」を、自分に体験させる。
そしてあなたの人生は、有益な人生になる。
純粋な愛に生きた時、あなたは「自分も他人も同じだ、全ては一体だ」と気づく。
あなたが「創造的エネルギー・優しい智恵・純粋な愛」を使って、神性を表現すれば、神を助ける事になる。
あなたが神性を表現すれば、私はますます神らしくなる。
なぜなら、あなたは神の身体の一員だからだ。
(『神との友情 下巻』から)