神
「自分の方が優れている」という考え方が、あらゆる非人道的な行為の原因になってきた。
もう、「どっちが優れている」などと言うのはやめなさい。
これが『新しい福音』だ。
選民はいない。
真の宗教も、天国への唯一の道も無い。
この新しい福音によって、「生きるためには、しなければならない事がある」という、第二の危険な考え方も消える。
あなた方の生存は、保証されている。あなた方は常に存在する。
(あなた方は魂の存在であり、不死である)
死は、地平線にすぎない。
問題は、「生き延びるかどうか」ではなく、『何を経験するか』だ。
来世で何を経験するかは、今生で創造した事の反映にすぎない。
それぞれの瞬間が、次の瞬間を準備しているのだから。
必ず生き延びると分かれば、「誰が優れているか」など気にしなくなる。
そこでやっと、地獄から逃れる事ができる。
地獄を追放して、天国を迎え入れなさい。
(『神との友情 下巻』から)