神
神と友情を結べば、すべての疑問は消える。
あなたは、『自分はすべてをすでに持っている』と分かるからだ。
そうなれば、「すでに持っているものをどう呼び出すか」だと分かり、問題や困難はただの経験になる。
外から見れば変わっていなくても、あなたは自分の変化に気付くだろう。
そして、あなたの変化が外の世界にも影響を及ぼし始める。
他人はあなたの変化に気付き、どうして変化したのか知りたがるだろう。
ニール
他人が知りたがったら、何と言えばいいのですか?
神
真実を話しなさい。
「外の世界では何も変わっていないが、自分の経験が変わったのだ」と言いなさい。
ニール
それは、どういう事ですか?
神
あなたが真の自分(自分の中の神性)を全面的に思い出した時、あなたの経験は変わる。
私は、あなたが思い出すのを助けるために、ここに居る。
あなたは、他者が思い出すのを助けるために、ここに居る。
思い出すとは、もう一度「神の一員」になる事だ。
『存在するすべて(神の総体)』と一体となれば、あなたは栄光に包まれる。
そして救い手となり、他の人達を忘却から救う。
あなたは人生の終わりまで、「すべてはバラバラだ」という幻想と取り組み、同じ様に取り組んだ者の仲間に加わる。
あなた方は、そういう仲間を待っていたのだ。
神と友情を結べば、あなた方はお互いの真の姿を見い出し、一人ぼっちではなくなる。
神との友情を活用すれば、あなたは自分自身に戻れる。
他の人達にもそうしてやり、人々を自分自身に連れ戻してやりなさい。
これが、あなたの仕事、あなたの目的だ。
他の人達は、あなたとの友情を通じて、神と友情を結んでいる事を知るだろう。
(『神との友情 下巻』から)