神
あなたは一人ぼっちではない。私が常に一緒に居る。
『存在するすべて・神』と一体であるのが、魂の本質だ。
「孤独はあり得ない」と、理解する事が大切だ。
ニール
でも、孤独を感じている人は、そうは思いませんよ。
神
「孤独という幻想」を創造する事はできる。
だが、それを経験したからといって、それは真実ではない。
ニール
神が一緒に居ることに気付いていなかったら、神が一緒に居ないのと同じではありませんか?
神
そうだね。だから、神が一緒に居ると、知る事が大切なのだ。
本当は、あなた方は知っている。忘れているだけだ。
ニール
私たちはどうして、「知らないふり」をするのでしょうか?
神
あなた方は、芝居が大好きだからだよ。
幻想の世界の王様・女王様になっているのだ。
ニール
どうして、芝居をしたがるのですか?
神
自分のあらゆるヴァージョンを演じて、どの存在になるのかを選べるからだ!
ニール
もっと楽な方法はないのですか?
神
もちろんある。
マスターは、「人生はすべて幻想だ」という事を思い出して、人に教える。
マスターは、『人生の目的が分かれば、幻想の中でも外でも、自由に生きられること』を思い出して、人に教える。
人は、幻想の外に出て、究極の現実を経験することもできるのだ。
ニール
究極の現実を経験するには、どうすればいいのですか?
神
静かにして、神が常に共に居る事を知ればいい。
静かにすれば、あなたの中の創造者(神・魂)に出会うことが出来る。
神と友情を結ぶ七つのステップを実践すれば、神が共に居る事を決して疑わない。
毎日1回、神と繋がることを習慣にしなさい。
その方法の一つは、「第三のステップ・神を愛すること」で教えたね。
神と繋がれば、大きな喜びを感じる。
その喜びが、私であり、真のあなただ。
それは生命エネルギーであり、超絶意識だ。
ニール
私とあなたは「一つ」だから、あなたに喜ばせてもらう時、私はあなたを喜ばせているのですね。
神
その通りだ。
(『神との友情 下巻』から)