始めの言葉

 神

私との友情も、他の人との友情も、少しも変わらない。

まず言葉を交わし(対話をし)、それが上手くいくと友情が形成される。

友情が上手くいくと、相手との一体感が生まれる。

だから、あなたは『神との対話』の他に、あと二冊の本を書く。

『神との友情』と『神とひとつになること』という本だ。

『神との友情』では、「神との対話で分かち合った原則を、友情という新しい関係にどう繋げていくか」を取り上げる。

『神とひとつになること』では、「友情をどう一体感へと高めていくか」と「一体となった時に何が起こるか」を取り上げる。

人は皆、自分なりの方法で、神と対話をしている。

私の答えには少し時間がかかって、「次に聴く歌、次に観る映画、次に読む本、通りで出会う友人」といった形で届くかもしれない。

人が叙情的に書く時、詩的に語る時、愛情を込めて微笑む時、歌ったり踊ったりする時、私は現れずにはいられない。

この様な行動をする時、あなた方は神を表現している。
神を自分の中から引き出し、外に向かって示す。

私はいつも、あなた方の中に居る。
あなた方が気付かないだけだ。

ニール

神が現れた時には、私たちは小さくならなくてもいいのですか?

 神

それが、大勢の人の悪い癖だ。

私は、「あなた方を高めるために」現れるのだよ。

あなた方が高められれば、私も高まる。
あなた方が小さくなれば、私も小さくなる。

あなたと私は「一つ」だからだ。

(『神との友情・上巻』から抜粋)


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