(以下は『週刊文春2023年8月10日号』から抜粋)
中古車販売の大手であるビッグモーターは、自動車保険金の不正請求で、創業者の社長やその息子の副社長が辞任した。
ビッグモーターは、損保各社との関係も問題視されている。
経済部の記者が言う。
「ビッグモーターが扱う保険料は、年間に200億円にのぼる。
3つの損保大手が、ビッグモーターに社員を出向させていた。
特に損保ジャパンは、2011年から計37名を出向させてきた。」
金融庁の関係者は言う。
「損保ジャパンからの出向者は、不正請求が横行していた時期に、焦点の板金・塗装部門の担当部長だった者がいる。」
損保各社は、ビッグモーターで内部告発があると、2022年6月に事故車の紹介を停止した。
だが損保ジャパンだけが、翌月に紹介を再開していた。
損保ジャパンは、金融庁に虚偽の報告をした疑いも出ている。
(以下は『週刊文春2024年5月16日号』から抜粋)
ビッグモーターは5月1日に、伊藤忠商事に買収されることが発表された。
買収の条件は、ビッグモーターの創業家一族が経営にタッチしないことで、伊藤忠は輸入車ディーラーのヤナセを子会社にしているし、中古車ビジネスもしている。
ビッグモーターの創業家一族は、債務返済などに備えて100億円程度を拠出するという。
創業家一族は、各地に豪邸や別荘を持っている。