(『なぜアメリカはこんなに戦争をするのか』C・ダグラス・ラミス著から抜粋)
1999年の『日米の新ガイドライン』は、「アメリカが戦争をする時には、日本は後方支援をする」と規定した。
もし後方支援をすれば、国際法では自衛隊は戦闘員になる。
このガイドラインにより、自衛隊はしっかりとアメリカ軍の司令下に置かれるだろう。
アメリカは頻繁に戦争をしてきた国であり、このガイドラインで自衛隊が戦死する可能性は高まった。
新ガイドラインと周辺事態法によって、自衛隊の状況は根本的に変わった。
アメリカの後方支援をするのは、国際法では戦闘行為である。
これは、日本国憲法への違反である。
(2014年6月11日に作成)