(『日本の課題40』池上彰著から抜粋)
中国の人口は13億人、インドの人口は12億人など、アジアだけで世界人口の5割を占めている。
ユーロモニター・インターナショナルの調査によると、可処分所得(手取り収入)が年間に1.5万ドル以上の人は、2009年時点で中国は1.2億人、インドには3400万人である。
これが20年度には、中国は6億人、インドでは3.4億人になるという。
ASEAN全体でも、4億人になるという。
アジアはこれから、世界の工場から進んで、莫大な消費市場になる。
日本国内では望めないチャンスが、そこにはある。
(2013年8月9日に作成)