(『毎日新聞2014年2月12日』から抜粋)
在日米軍の性犯罪で告訴された兵士のうち、禁錮刑を受けた者はわずかで、ほとんどが除隊や罰金で済んだ事が、米軍資料で判明した。
2005年から13年前半の間に、在日米軍の海軍兵士が告訴された性犯罪は、473件あった。
そのうち軍事法廷で審理されたのは116件だけで、収監されたのは68件のみだった。
残りは除隊や罰金で済まされていた。
空軍では、124件の性犯罪のうち、禁錮刑を受けたのは17件である。
米軍では、在日米軍に限らす性犯罪が多発しており、オバマ大統領やヘーゲル国防長官が2013年5月に士官学校の卒業式で性犯罪の撲滅を訴えたほどである。
(2022年10月2日に作成)