政治家の汚職事件

(『しんぶん赤旗日曜版2022年12月11日号』から抜粋)

○薗浦健太郎・衆院議員

自民党の薗浦健太郎・衆院議員が代表をつとめる、資金管理団体の「新時代政経研究会」。

その収支報告書は、収入を約4千万円も少なく記載していた疑いが持たれている。

東京地検特捜部は、薗浦氏の秘書を任意聴取した。

秘書は過小記載を認め、「薗浦氏にも報告していた」と語った模様だ。

薗浦氏の闇パーティは、ライズ・ジャパン社が深く関わっていた。

ライズ・ジャパン社は、社長は仲井力で、自民党議員の勉強会を開いて高額な会費を集めつつ、2017~19年に3760万円を自民党議員に渡していた。

同社は、多額の献金を薗浦氏にしている。

薗浦氏は、安倍政権で首相補佐官をしていた2019年4月に、政治資金パーティを開いたが、162万円の収入や、ホテルへ支払った46万円を、収支報告書に記載してなかった。

これをしんぶん赤旗日曜版がスクープし、薗浦氏は収支報告書を訂正した。

複数の人が、「ライズ社から5~10枚のパーティ券の購入を頼まれたが、領収書はもらっていない」 と証言している。

(2024年6月12日に作成)


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