安倍晋三の裏人脈(以下は『週刊文春 2023年9月14日号』から抜粋
2026年8月8日に作成)
第一次・安倍政権で官房副長官をした的場順三は、1995年からシンクタンク「大和総研」の理事長をした人だ。
理事長時代に的場は、安倍晋三を支援する「安倍先生を囲む会」をつくった。
2004年1月に同会はスタートし、東京電力・顧問の荒木浩、イトーヨーカ堂・名誉会長の伊藤雅俊ら13人の社長や会長経験者が出席した。
的場が安倍を支援するためつくった会は、他に2つある。
2つとも名の無い会だった。
1つは安倍を入れて8人がメンバー。
そのメンバーは、NTT特別顧問の児島仁、政治評論家の中村慶一郎、JR東日本・会長の松田昌士らだ。
太刀川恒夫と成塚靖治もメンバーだった。
もう1つの名の無い会は5人の集まりで、日本財団・会長の笹川陽平、東京都民銀行・会長の西澤宏繁、太刀川恒夫がメンバーだった。
的場は言う。
「この2つの無名の会は、表に出せない人脈の会でした。」
太刀川恒夫は大物フィクサーで、フィクサーとして有名だった児玉誉士夫に師事して、中曽根康弘の許へ派遣されて秘書になった経歴を持つ。
太刀川は、東京スポーツ新聞社のオーナーという表看板を持っている。
成塚靖治は、「部落解放同盟」の実力者である。
的場が言う。
「私は大蔵官僚の時代に、部落解放同盟の窓口をしていた。成塚さんは、部落解放同盟の委員長だった上杉佐一郎の金庫番をしていて、私も懇意にしていた。」
上記の表に出せない裏の会は、スポンサーが存在した。
参加メンバーの1人が、「スポンサーの1つはJR東日本だった」と明かした。
ちなみに安倍晋三を支援する表の会で有名な「四季の会」は、JR東海の元会長・葛西敬之が主宰していた。
的場は言う。
「私は安倍さんに、ことあるごとに高市早苗さんは人格がダメだと助言したが、安倍さんは聞く耳を持たなかった。
私は上川陽子さんを女性総理の候補として推したが、