(以下は『週刊文春 2023年11月30日号』から抜粋)
🔵北野武
北野武は現在、テレビのレギュラー番組は3本に止まる。
1本(1回)で数百万円の出演料が高すぎるためだ。
北野が監督と主演をつとめた映画『首』は、製作と配給はKADOKAWAで、角川歴彦・前会長の肝いり企画だ。
15億円の製作費は、全てKADOKAWAが負担した。
KADOKAWA社の関係者が明かす。
「当初は8億円だった『首』の製作費が倍増したのは、北野監督のギャラの高さゆえです。
一時は12億円のギャラを要求されました。」
北野武がここまでカネに執着するのは、2020年に結婚したA子さんの影響と言われている。
『首』の撮影スタッフはこう話す。
「北野監督は契約のことばかり気にして、編集作業にロクに関わらなかった。
だから作品を十分に理解していないのでは。
KADOKAWAの映画は、製作総指揮は角川歴彦とクレジットするのがお約束ですが、彼はこれを外せとゴネた。
彼の要求が通り、プロデューサーのXさんのクレジットも外されました。」
(以上は2025年7月28日に作成)