(以下は『毎日新聞2011年8月27日』から抜粋)
金融庁が設立を認めた日本振興銀行の経営破綻。
この件の検証委員会は、「振興銀への免許(設立の許可)は、不当だった」とする報告書を提出した。
報告書は、「当時の竹中平蔵・金融担当相に責任がそれなりにある」とした。
振興銀の実質的な創業者は「木村剛」被告(銀行法違反罪で起訴)である。
竹中氏と木村氏は親しかった。
この検証委は、郵政民営化を進めた竹中氏に批判的な、国民新党の自見・金融相が主導した。
検証委は竹中平蔵にも調査に応じるよう要請したが、竹中は「記憶が定かでない部分もあり、回答できない」と拒否した。
(2024年12月11日に作成)