(以下は『毎日新聞 2014年2月3日』から抜粋)
岩倉具視が使った暗号表や、徳川慶喜が官軍に江戸攻撃の中止を求めた直筆状などが、本草漢学塾 「山本読書室」跡の土蔵から見つかった。
松田清・京都外大教授の調査成果である。
大量の新史料発見であり、菅原道真の直筆とも見られる写経も見つかった。
岩倉が大久保利通らと交わした秘密通信文が61通もある。
徳川慶喜の書状は、3月7日に官軍に届いたもので、慶喜だけを罰して無罪の民衆には苦しみを与えないよう、攻撃中止を求めている。
これは内容は知られていたが、直筆状は新発見だ。
今回の史料について、岩倉具視の伝記『岩倉公実記』の編集用に収集されたものの一部だと、佐々木克・京都大名誉教授は説明した。
(2025年1月23日に作成)