タイトル徳川実紀、三河物語

(2011年3月29日にノートにとり勉強したもの
ウィキペディアからの抜粋である)

🔵徳川実紀(とくがわじっき)とは

江戸幕府の公式記録である。
1809年に起稿され、1849年に完成した。

1代目から10代目までの将軍について、日ごとに記述している。

出来事をまとめた本編と、逸話をまとめた附録からなる。

それぞれの記事について出典が記されており、江戸時代の基本史料となっている。

著者は成島家の三代である。

この後の明治元年までを記した『続徳川実紀』も、成島家によって著されている。

🔵三河物語とは

徳川家に仕えた大久保忠教(彦左衛門)によって書かれ、1622年に完成した本。

上・中・下の3巻から成り、上・中では数々の戦争の記録が、下では太平の世になってからが記されている。

元々は大久保家の門外不出の書で、だから忠教の意見がそのまま書かれている。

写本が出回り人気となった。

内容は徳川びいきが目立ち、大久保氏についての創作もある。
しかし良質の資料と評価されている。

当時では珍しい、かな混じりの文体で、当時の口語を現代に伝える貴重な資料にもなっている。

(2025年9月27日に作成)


BACK【日本史の勉強 江戸時代の初期】 目次に戻る

目次【日本史の勉強】 トップページに戻る

home【サイトのトップページ】に行く