(『週刊文春2023年8月31日号 蒼空に擲つ 伊藤秀倫の記事』から抜粋)
『西南戦争』の著者である小川原氏は言う。
「西南戦争の頃、鹿児島は明治初めの廃仏毀釈で寺院は全廃でした。
もともと江戸期から、薩摩藩では浄土真宗は禁じられ、神社が特別な地位にありました。
明治政府は、西南戦争の直前の明治9年に、鹿児島での浄土真宗の解禁を指示しました。
布教に来た僧が、政府のスパイと見られて捕縛されるなど、鹿児島は殺伐としていました。」
(2024年6月28日に作成)
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