六角家の重臣たち(以下は『別冊歴史読本 直江兼続と戦国30家の名宰相』から抜粋)
🔵進藤貞治
?~1551年。
六角定頼の被官で、後藤氏と並ぶ有力者だったが、出自は不明。
初めて文書に現れるのは1516年で、六角氏の奉行人連署で登場する。
天文年間になると、六角氏の京都進出に伴い、永原重隆と共に京都に進駐した。
近江の木浜城主だった。
🔵後藤高恒
?~?年。
後藤氏の出自も不明だが、高恒の他にも高成、高雄、高忠、高俊らが活躍した。
高恒は、明応~永正の時期に、高忠と共に朽木氏との交渉役となり、高島郡に六角氏が進出するのを助けた。
六角定頼からの信頼は随一だったらしい。
🔵大原高保
?~1548年?
六角定頼の弟である。
佐々木氏の一族である大原氏を嗣いだ。
なお弟の高実も、近江の有力国人の梅戸氏を嗣いだ。
六角氏が京都に進出すると、主将となって京都へ出陣して、定頼を補佐した。
(以上は2025年10月22日に作成)