タイトル当代記、フロイス日本史

(以下は『ウィキペディア』から抜粋
2011年3月29日にノートにとり学ぶ)

🔵当代記

松平忠明をリーダーにして1624~44年頃に書かれた歴史書。

『信長公記』を中心にしつつ、他の資料も編集した内容である。

織田信長の上洛前から、江戸初期までを記しており、史料価値が高いとされている。

🔵フロイス日本史

宣教師ルイス・フロイスによる、編年体の歴史書。

1583年にフロイスは、イエスズ会から日本での布教史の執筆を命じられた。

以後フロイスは、10年以上も執筆を続けた。

1584年 第一部の「日本総記」を完成させた。(現存していない)

1586年 第二部が完成。

1593年 第三部が完成。これは後に加筆されている。

上司のヴァリニャーノは記事の短縮を命じたが、フロイスは拒否した。

そのためこの本は、本国ポルトガルに送られず、マカオの聖堂に放置された。

1742年になってようやく、写本がポルトガルに送付された。

1835年にマカオの聖堂は焼失し、原本は失われた。

写本も散逸していたが、後年に蒐集されて20世紀以後に刊行されるようになった。

この本は、誤解や偏見もあるが、優れた観察と情報収集によって高く評価されている。

人名・地名をローマ字で表記しており、当時の日本語の発音の史料にもなっている。

(2025年9月20日に作成)


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