地元の小学校に学校見学に行って、感じたこと
(2012.11.2.)

昨日に、地元にある小田原市立・三の丸小学校に、学校見学に行ってきました。

同校ではここ4日ほど、「地域の人に現状を知ってもらうために、自由に授業を見学してもらう」という活動をしています。

私は教育に興味があるし、同校の生徒には地域活動を通じて仲良くなった友達もいるので、祖母と二人で見学に行きました。

私は小田原育ちではないので、同校に詳しくなかったのですが、施設のすばらしさに心底驚きました。

「僕らが学んでいた頃に比べて、すごく恵まれた環境にある。羨ましいな。」というのが、第一印象でした。

後で聞いたのですが、同校は「小田原の小学校のモデル校」で、最新の教育スタイルや設備を備えた学校らしいです。
全国でもここまでの学校は、なかなかないだろうと思います。

私が驚いた、同校のすばらしい点を列挙してみます。

① 校内の内装が、全面的に木造

(基本はコンクリートのしっかりした造りだが、内装だけ木造にしている。学校の一般的な内装は、コンクリートがむき出しで殺風景だが、ここでは木造のため温かい雰囲気になっている。)

② エレベーターがある

③ 各教室は繋がっており、簡単な仕切りがあるだけ。

(各教室は、後部では完全に繋がっている。これにより、各教室が閉鎖した孤立の世界にならず、開放的な雰囲気がある。)

④ 黒板に対して生徒の席がコの字に並んでいる

(一般的な、生徒全員が黒板と正面から向き合うスタイルに比べて、先生と生徒の距離が緊密に感じた)

⑤ 校内の至る所に掲示板があり、生徒の様々な作品が飾られている

⑥ 校舎の外観がお城になっており、大変におしゃれである
  校内からの見晴らしもすばらしい

⑦ 図書館や理科室などの、皆で使う部屋が、大変にきれい

(同校は今年で建設から20周年だが、新築したばかりの様にきれいである。私の通っていた小学校では図書館などが汚かったので、違いに驚いた。)

上記の中でも①、③、⑤は特にすばらしいと思いました。
他の学校でも導入したら良いと思います。

③については、かなり斬新なスタイルなのだろうと思います。

他の教室とダイレクトに繋がっているため、他の教室の声がもろに聞こえます。そこを危惧する人もいるでしょう。
しかし私は自分の学生時代に、従来の完全に密閉された教室は、「どこか牢獄の様で息苦しい」と感じていました。

この学校の開放感に溢れる教室スタイルは、生徒にとってプラスに働く良いものだと思います。

⑤については、充実した作品が多いのにびっくりしました。

版画絵や、科学実験の研究発表が貼られていたのですが、そのクオリティの高さに目を見開かされました。

「僕らの頃よりも格段に作品のクオリティが高いぞ! いや待て。僕らも気付いていなかっただけで、実はクオリティが高かったのかな?」と自問自答しましたね。

見学を終えての全体的な感想としては、「僕らの頃よりも一段と教育環境はアップしている。小学生たちは全然気付いていないだろうが、恵まれた環境にある。すばらしい事だ。」と思いました。

もちろん学校によっての格差は、相当あると思います。
このところ一票の格差が政治問題になっていますが、学校環境の格差も重要な問題だと思いますね。

校内の一角には、「昔に使われていた道具」が、雑然と飾られていました。

私が見ても何だか分からないものもありましたが、一緒に行った祖母が「これは暖炉だ」とか「これはミシンだ」と解説してくれました。

「そういえば、戦前の映画に出てくるのを観た事があったな。時代は大きく変わり、道具も大きく変わったのだなー」と思いました。

私が見てもよく分からなかったのだから、生徒たちは完全に何だか分からないでしょう。
飾るのだったら、ちゃんと解説する文章を添える必要がありますね。

その道具たちは、掃除していないため埃がたまっており、大事にしていないのが伝わってきました。

祖母の時代に学校で使われた、机と椅子も飾られていました。
「私が通った頃に使われていた」と、祖母は説明してくれました。

座り心地が悪そうで、いまの机と椅子の方がはるかに良いです。

振り返ってみると、自分が学生だった頃に不満だった事の一つに、机と椅子の使いづらさがありました。

「生徒が必ず一日に5時間くらいは使うのだから、もっと良い作りのものにしてほしい」とよく感じていたのを思い出しました。

今回の見学で見る限りでは、私が学生だった頃から机と椅子は変わっておらず、改善していないです。

見学を通して、「学校を開放して、様々な大人が自由に関われるスタイルに改善するべきだ」と以前に思っていたのを、思い出しました。

私の提案のページに、そのアイディアを近々書こうと思います。


日記 2012年10~12月 目次に戻る