現在の日本の政治状況を見て、感じること
(2012.11.4.)

現在、与党の民主党と、野党の自民党が対立をし、政治が混乱しています。

混乱の原因は両党のどちらにもあると思うのですが、最大の理由は「解散すると言っていた野田首相が、前言を翻して、いつまでも解散に踏み切らないこと」です。

自民党や自民党を支持する人たちは、早く解散しろと思っているでしょう。
しかし、私が見る限り、野田首相には解散・総選挙をする気はありません。

野田首相が開き直って解散をしない事の是非はありますが、彼に解散をする気が無いのだから、そろそろそれを認めて、前に進む必要があります。

先日に野田首相の国会での所信表明演説を見ました。
初めて首相の所信表明演説をじっくり見たのですが、なかなか良い事を言っていました。

TPPと原発について以外は、目指す方向は間違っていないと思いました。

(私は、TPPは様子を見るべきだと思っています。
 原発は今すぐ廃止にしても、経済は成り立つと思っています。)

野田首相に言いたい事は、「やりたい方向はTPPと原発以外は賛成だ。男なら、やってみろ。」です。
どうせ延命しても長くない政権寿命なのだから、自分の信念をしっかりと見せる方がいいですよ。

それにしても、最近の自民党は期待はずれですね。

脱原発については中途はんぱだし、日米同盟絶対主義ももう古臭い感じがします。
何かと言うと憲法改正を打ち出してくるし、50年前の感覚をずっと続けている気がします。

2日くらい前に安倍さんは、民主党と対話してこの政治混迷を解決するという姿勢を見せましたが、自民党内でそれについて揉めているようです。

私はずっと前から思い続けているのですが、日本の政治の一番良くない所は、『自党と対立する党の出す政策は、 それが良い政策か悪い政策かに関わらず、とにかく反対をする』ことです。

なぜライバルが良い政策を出している時でも反対するのか、私には全く理解ができません。

政治家は、良い政策を立案して、それを法案にまとめて成立させるのが仕事なのだから、良い政策や法案を、別の党が出してきたら、丸呑みをすればいいんですよ!

「この法案を通すと、相手の手柄になる」とか「こっちの面子がある」などというのは、すべてくだらない私欲・我執ですよ。

相手の手柄になってもいいじゃないですか。「それで日本が良くなるなら、万事解決だ」と思えるのが、政治家の器量だと思うのですけどね。

最近は「維新の会」や「石原新党」などが第三勢力とされていますが、私は評価をほとんどしていません。
なぜかというと、「愛を感じない」からです。

愛の無い状態で、合理化とか効率化、新風を吹き込むなどと言われても、「かえって悪くなるのではないか? 政治家である前に、人として信用できないなー」と感じてしまうんです。

石原さんはもう長く政治家をしていますが、私は彼から愛を感じた事は、一度も無いです。

石原さんは、自分への愛で、一杯一杯という印象を受けます。
人間としての余裕を感じないんですよねー。

私が期待しているのは、「みどりの党」です。

ぜんぜん大手メディアに情報が出ませんが、『外国のみどりの党と連携しつつ、脱原発・環境保護に注力をしていく』という、かなり期待をさせる方針を打ち出しています。

民主党は、今度のマニフェストでは、「実行できないと叩かれるので、具体的な数字を出さない」との方針のようですが、そういう消極的・内向きな事をやったら、絶対に敗れます。

なぜそれが分からないのか、不思議で仕方がないです。

正直に言って、「アホなのか?」と思っちゃいますよ。

日本の政治を見ていると、「なんでそんな事も分からないかなー」と思える事が結構あります。

こういう時は、主権者たる国民は「お前らアホか! ちゃんとやれ!」と言った方が、いいんですよ。
日本人は、我慢しすぎです。


日記 2012年10~12月 目次に戻る