コロナ騒動の間に野党の立ち位置が変わった件
(2022.2.23~24.)

このところ、日本の野党を応援できません。

立憲民主党と日本共産党、これが自民党と違う路線を打ち出す真の野党だと、私は思っているのですが、この2党がおかしいのです。

長いこと私は、立憲(旧民主党)および日共とは、だいたい政策の方向が一致してました。

少なくとも、自民党や維新の会よりは、はるかに親近感を持ってました。

だから私は、国政選挙において、立憲や日共に票を投じてきました。

それがしばらく前から、「あれっ?どうした?」、「あれっ、あれっ、あれっ?!」みたいな、違和感を禁じ得ないのです。

立憲と共産が、「ワクチン接種が遅い」「政府はもっとワクチンを強く推進すべきだ」「皆どんどんワクチンを射て!」「ワクチンを射てば感染も重症者も減る」と言うたびに、私は「無いなー、それは」と思ってしまいます。

私はコロナ・ワクチンに懐疑的で、有毒性が高いと見ているので、一気に立憲・共産から離れてきてます。

コロナ・ウイルスが流行し出した2020年の初めころは、どんなウイルスだか未知数だし、「感染すると致死率は10%」と言われてたので、立憲・共産が述べる「感染対策や発病者の治療を優先すべきだ」との意見に賛同してました。

安倍政権は、コロナ対策に気乗りしない雰囲気で、それよりも東京オリンピック開催を重視してましたが、間違っていると思いました。

東京オリンピックを中止せず、1年の延期にした時も、「安倍政権の決断力の無さや事なかれの先送り主義は、どうしようもない」と思いました。

ロックダウンみたいな極端な事には反対でしたが、人流を抑えてとか、夜間の外出は控えてとかは、当時は理解できました。

だんだんコロナ・ウイルスの情報が集まってきて、「普通ならば致死率はそれほど高くないが、高齢者の感染だと10%くらい死ぬ」とか言われ始めました。

私は「データを見ると、強度の病気持ちの人や超肥満の人や、高齢者でなければ、感染してもほぼ死なない。それならば私は大丈夫だな」と思いました。
でも高齢者のことを考えて、社会全体がある程度我慢するのは必要だなと思ってました。

この頃までは、野党の言っている事が理解できました。

「大事をとって、皆で我慢して、コロナ流行が収まるまで耐えよう。医療従事者は最前線で頑張っているから、それを応援して医療に優先してお金を投じよう」との論に、まあ違和感は無かったです。

2020年10月ころの「GOTOトラベルにカネを投じるよりも、今は次のコロナの波に備えて、医療現場の充実にカネを投じるべきだ」との野党の論にも、私は賛成でした。

それが2021年に入り、コロナ・ワクチンが輸入されて登場すると、野党(立憲と共産)のワクチン接種に前のめりな姿勢に、私は違和感を覚えました。

「いやいや。このワクチンはまだ安全性が確立されてないだろ。よく分からないものを、国民皆に強烈にプッシュして大丈夫か?」と、心配になりました。

自民党や公明党や維新の会がワクチン接種を強く勧めてるのだから、立憲や共産はむしろブレーキ役になるべきじゃないか、と私は思ったのです。

コロナ・ワクチンは、治験をほとんどせずに見切り発車でスタートした商品で、なおかつ新しい遺伝子操作の技術を使っているのだから、ブレーキ役(慎重派)が絶対に必要でした。

いつもだと、政府(与党の自公)が危ない橋を渡る政策を打ち出した時は、立憲や共産が疑問を唱えて、ブレーキ役になります。

それが今回は、立憲と共産まで「ワクチンだ、これしかない!」「国民の皆さん、どんどん射って下さいー!」と吠えだしたで、びっくりしました。

「ヤバい要素が満載のワクチンなのに、疑問を呈して反対する者が政界に居ない、どうなっちまったんだ?」と思いましたね。

で、政府とマスメディアと医療現場が一体となって宣伝と活動をし、バンバンと国民の腕にコロナ・ワクチンを射ち込んでいきました。

私はそれを横目に、「ダメだ、付いていけない。私はとうていこのワクチン狂騒曲で踊れない。距離をとろう」と思い、ワクチンを射たずにじっと様子を見ました。

私は、人々が目の色を変えて何かに猛然と突っ込むと、ドン引いてしまうのです。
そういう性格なのです。

「なんだこの熱狂、気持ちわる!」と思っちゃうんですよ。

この時点では何が正解なのかは、誰も分からない状態でした。

そりゃあ、そうでしょう。
新しいワクチンをしっかりした検証もなくして、いきなり人体に射ち始めたのですから。

すっごい効果のある、安全性も抜群の、画期的なワクチンの可能性もありました。

ワクチンを射った皆が満面の笑みで、「なんだよー、まだ射ってないの、お前?乗り遅れて、だせえな。バカじゃんよ」と言うのを、射ってない私が目を伏せつつ聞くことになる可能性もありました。

まあでも、そうなったらなったで、いいと思ってました。
そういう状態になった事が、これまでに何回かはあったので。
経験してみると、たいしてキツくないので。

「いやー、マズったかー」と、頭をかきながら言えば、皆すぐに気にしなくなります。

今回のワクチンは、私の立場が正解でした。

つまり、疑問を持って射たなかったほうが、正解でした。

なぜなら、射っても感染するし、重症化もするし、射ってから時間が経つと射たない人よりも感染率も死亡率も高くなるからです。

ワクチン代金を政府が支払って、国民1人1人が支払わずに政府が立て替える形なので、射った人達は損した気分にならずに「詐欺だ」と思わないみたいですが、私に言わせると「詐欺事件」ですね。

私が驚いてるのは、ワクチンを射った人たちが、「いやー、マズった~。大ミスこいちまったー」と爽やかに頭をかいてミスを認めるかと思っていたら、「ワクチンは効いている!3回目も射つ!」と、ワクチン懐疑派に対して怒り出したことです。

「なにをムキになって怒ってるんだ、この人たち。怒るなら、騙した製薬会社や日本政府に対して怒れよ」と思いますねえ。

単に効果が無いだけでなく、コロナ・ワクチンには「後遺症」というおまけが付いてくる事が判明しました。

皆がなるわけではなく、現状だと少数みたいですが、ワクチン接種を経て生じる後遺症があるのは事実です。

普通だと、この手の問題が起きたら、日本共産党がいの一番に声を上げて救済を訴えます。

そこを私は評価してきたんですけど、なぜか今回は声を上げないんですよ。

「おいっ、どうした? 何をやってんの?
いつも通りに行けよ、日本共産党。そこが主戦場だろ。
ワクチンを激推ししてきたから、びびってんのか?」
と思っちゃいます。

弱者の救済を売りにし、地道な努力で実績を挙げてきた日本共産党。

それが、「コロナ・ワクチン後遺症の患者」という新たに生まれた、政府からもマスメディアからも大病院からも無視され見捨てられる人々を、同じ様に無視している。

私は赤旗・日曜版を購読してますが、ワクチン接種の遅れを指摘したり、コロナ後遺症は取り上げても、ワクチン後遺症は取り上げていません。

最近は赤旗・日曜版を見ると、首をかしげる事が多いです。

「今、一番日の当たらない弱者は、ワクチン後遺症の人じゃないか。そこに手を差し伸べないのでは、期待外れだな」と思う日々です。

現在の日本では、コロナ・ワクチンを激賞して大推奨する政党ばかりなので、ワクチンに関しては野党がいません。

いま日本政府は、5歳から11歳も新たにワクチン接種の対象にしようとしてますが、危険極まりないです。

この危険性を指摘し、政府の方針に待ったをかける政党が、必要なんですよ。

今までだと立憲や共産がその役を担ってきたのに、政府と一緒になってワクチン音頭を踊っています。

「何をやってんだよ、立憲、共産。
お前ら、立ち位置が変わったんじゃないの?
政府・与党と同じ位置に立ってるじゃんよ。」
と歯がみする日々です。

国政の場に、野党が居ない状態なので、私みたいなワクチンに疑問を持ち、接種に反対する者は、非国民の扱いを受ける日々です。

戦時中の日本では、戦争に反対する者は非国民と呼ばれて、弾圧を受けました。

今は弾圧はないですが、非国民と呼ばれるのがどういう事かは、今回で私は理解できましたね。

私は戦争や軍隊が大っ嫌いなので、「もし私が戦前の日本に生きていたら、きっと戦争に反対して白い目で見られたり、弾圧されたりしたろう」なんて思ってました。

まさか今の世の中で、同じような境遇になるとはねー。

日本共産党は、日中戦争や太平洋戦争に反対して、日本政府や軍部から弾圧されたのを党史の自慢にしています。

実際に、当時に戦争に反対していた数少ない集団で、そこは私は高く評価してます。
ソ連の指導を受けていたとか、裏の事情もありますが、戦争に反対した事は素晴らしいと思ってます。

あの時代に時流に逆らって軍国化の全体主義と闘ったように、現在の日本でも「コロナ・ワクチン信奉と半強制の全体主義」に立ち向かうべきじゃないか?日本共産党よ。

ツイッターでワクチン接種や後遺症などを調べていたら、志位和夫(日本共産党のトップ)のツイートが出てきました。
内容を確認したら、「ワクチン接種をどんどん進めるべき」と語ってました。

ワクチン接種を請け負って、大儲けしている医者の忽那賢志らのツイートと、同じことを言ってるんですよ。

「どの位置に立ってんだ、お前は」と。
なんで権力と結んで儲けに走る一部の医師と、日本共産党の党首が同じ位置にいるのよ。

本当におかしいんですよねー。

私は、「日本共産党は女性を党首にすべきだ」と考えています。

日共は、男女平等とか女性の権利拡大を訴えているのに、一度も女性が党首になった事がありません。

だから、言っていることの整合性を持たせるために、とりあえず1回、女性を党首にするべきだと思うわけです。

委員長(党首)の志位和夫は、20年以上もずっとその地位にいます。
そんな党が、開かれた社会にとか、1人1人の個性が輝く社会とか、男女共同参画とか言っても、説得力がないです。

志位和夫は、コロナ・ワクチンを過大に評価して激推しした誤りの責任をとって辞任し、田村智子・副委員長あたりを新しい委員長(党首)にしてほしい。

そうして政策を大転換させて、放置し無視してきたワクチン後遺症で苦しむ人たちに、寄り添ってほしい。

以上で、野党(立憲民主党と日本共産党)の立ち位置がおかしい事の指摘を終えます。

なお、私の意見に対し、もしかすると「いや、お前の立ち位置が変わったのだ」との反論を、立憲や日共がするかもしれません。

つまり、私みたいな人を「ワクチンのデマ情報を信じ込んで、おかしな思想に走ってしまった」と評するかもしれません。

そうなったら、仕方ないので、新しく支持できる政党を、小さい党だろうが探そうと思います。

出会いと別れがあるのが人生だし、特に立憲や日共への執心はありません。

世界的に見ると、コロナ・ワクチン盲信の動きは鈍ってきているので、そのうち日本でもワクチン接種が止まると思います。

それまでに出る新たなワクチン死と後遺症を、私は出来るだけ減らしたいのです。
そのためには、ワクチン死と後遺症の周知が重要なので、国会でバンバン取り上げてほしいと思ってます。

国政の場で、いまだにワクチン死と後遺症が「起きてないこと」になっているのは、本当に信じられない光景ですねえ。


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