およそ2ヵ月前から、新しい曲の制作をしてます。
ようやく完成したので、数日中にYouTubeにて発表しようと思います。
アップロードしたら、こちらでも報告します。
これまでにYouTubeに3曲を発表しましたが、ギターを録音するにあたり、録音レベルの調整が激ムズでした。
マイクで音を拾い、そこからオーディオインターフェースに繋いでいたのですが、オーディオインターフェースの入力レベルを最大値近くまで上げないとまともな音量で録音できません。
その上、入力ツマミのメモリを1つ下げると音が小さすぎて、1つ上げると大きすぎてピークを越えてしまうという、袋小路に入ってました。
それで、自分の右手のピッキングで音量を調節して、コードを弾くとピークをすぐに越えるので、コードの時は弱く弾くとか気を使ってました。
ずっと苦戦しながら録音しており、マイクとギターの距離を色々と変えてみたりもしたのですが、どうしても上手く録れませんでした。
コードを弾くと音が大きくなりすぎるし、単音で高音部を弾くと音が小さくて、それを考慮して強く弾いても細い音でしか録れないのです。
そんなわけで、新曲の録音を始めたのですが行き詰まりました。
困って解決策を模索した結果、オーディオインターフェースのプリアンプの性能に最大の問題がありそうだと結論し、マイク専用のプリアンプを買ってみることにしました。
で、安いマイク・プリアンプでどれが良いかネットにて調べたところ、PreSonusのが目にとまりました。評判が良いのです。
私はPreSonusのスタジオ・ワン5を使い、オーディオインターフェースのAudioBox iTwoとマイクのM7もPreSonusなので、同じメーカーで揃えれば相性が良いかな、とも考えました。
最終的に、PreSonusの「BLUETUBE」というのを中古にて安く入手しました。
たぶん15年位は前の製品で、状態が心配だったのですが、使ってみたら問題なく音が出ました。
ただし内部の真空管がへたっているのか、元から音の良くない真空管だったのか、そこを経由させないほうが(TUBEをOFFにしておいたほうが)音が良いです。
真空管を強くかけると、音の波形が乱れて、聴感上も歪みがすごいです。
BLUETUBEの使用者たちのネット上のコメントでは、真空管を高級なものに替えると改善するらしいので、そのうち試してみようと思います。
BLUETUBEは(マイク・プリアンプは)、マイクとオーディオインターフェースの間に挟みます。
使うにあたり、これで音を増幅すれば、オーディオインターフェースでは音を増幅しなくても大丈夫なのかと思ってました。
しかしBLUETUBEだけでは音量が足りなかったので、オーディオインターフェースのプリアンプも使うことになりました。
それで、BLUETUBEのプリアンプの方が良いのが聴いて分かったので、基本はBLUETUBEで増幅し、足りない分をオーディオインターフェースで補うことにしました。
こうやって、ベストなセッティングを探していったところ、ギターでコードを弾いても単音を弾いても、低音でも高音でも、きちんと録れるようになりました。
ノイズが減ったため、音色も少し良くなりました。
私としては、普段通りに弾いて、そのまま使えるのがとても有難いです。
今までだと、いい感じに弾いても、聴いてみたら音のバランスが悪くてやり直しというのが、かなりありました。
それが無くなったのは、演奏に集中する上で大きいです。
そんなわけで、次の発表曲は今までよりもギターの音が良いです。
実は他にも音質改善のため手を打ってるのですが、それは次々回の曲で活かされるでしょう。
私のギターはフル・アコースティック・ギターというタイプで、音の温かさとか、胴鳴りに魅力があるのですが、録音してみるとその素晴らしさがほとんど出てません。
なんとか自分のギターの音色の個性を出せるところまで、録音環境を上げたいと思っています。