昨日に3ヵ月ぶりでギター演奏をYouTubeに発表しました。
取り上げたのは『It's You or No One』という曲で、調べたところミュージカル映画で使われたもので、作曲者はジューリー・スタインです。
私はジャズ・ギタリストのタル・ファーロウの演奏で、この曲を知りました。
19歳の時でしたが、タル・ファーロウが素晴らしいジャズ・ギタリストだと本で知ったので、彼のベスト・アルバムを買ってみました。
そのCDの2曲目に入ってたのが、『It's You or No One』です。
アルバム中で最もカッコよい演奏で、素晴らしいアドリブだと思いました。
実のところ、私は当時ジャズを聴き始めたばかりで、他の曲のアドリブがいまいち分かりませんでした。
その後に、コード進行を勉強していく中で、他の曲のアドリブも分かるように(耳がついていくように)なりましたが、『It's You or No One』のアドリブが一番だと思うのは変わりませんでした。
面白いのは、『It's You or No One』のコード進行が、単純なものではないことです。
「単純なコード進行だから19歳の時でも分かった」というのではなく、「コード進行に見事に乗るアドリブだから、耳が鍛えられてない当時でもコードの流れを感じ取れた」という事です。
えらく気に入ったので、さっそくギターを抱えて耳コピーをしてみました。
でも当時の私にはギター・テクニック的にもコード知識的にもコピーは不可能でした。
それから15年くらいして、相変わらずカッコイイと思うので、タルのギターを全部、耳コピーしました。
コピーしてタブ譜にしつつ、コード進行をベースやピアノも参考にして解析しメモしました。
それで、一緒に弾くと楽しいので、ギターが弾きたくなった時にCDをかけて、合わせて弾いてました。
単なる楽しみでやってたのですが、YouTubeを見てるとCDに合わせて弾く動画がけっこうあるじゃないですか。
だから発表するのもありだなと、思い始めました。
発表するにあたり、CDに合わせて頑張って弾いてみました!みたいなものよりも、きちんと仕上げて、作品として聴いてもらえるものにしたいと考えました。
タル・ファーロウの『It's You or No One』は、タルのギターは最高なのですが、バックのピアノ・トリオは普通の出来だなーと思ってました。
そこで、タルのアドリブは完璧にコピーしつつ、バックのピアノ・トリオは全く参考にせず、バックは自分が良いと思う感じに打ち込みで作ってみました。
ついでにイントロとエンディングも、自分好みに変えました。
私はチャーリー・パーカーの出すスウィング感が大好きなので、あのスウィング感に近づくように演奏しました。
結果的に、タルのバージョンよりも少しスピード感のあるものに仕上がったと思います。
その動画です。
音楽制作ですが、1ヵ月に1曲を目標にしてますが、少し前の日記にも書いたのですが、コロナ・ワクチンの接種による健康被害が気になってて、それ絡みの記事を書くほうに時間を取られてます。
海外では接種に懐疑的な見方が増え、健康被害の実態も明らかにされてきてますが、日本では未だに政府やマスメディアや御用医者がコロワクに否定的な意見を陰謀論とかデマと言って無視または嘲笑してます。
ツイッターを見ると、病気や突然死だけでなく、流産も増えてきている様で将来に禍根を残すことになりそうです。
次の発表曲なんですが、中島美嘉の代表曲である『雪の華』を取り上げます。
YouTubeにて彼女が歌うのを、たまたま聴いたところ(※ザ・ファースト・テイクという企画のやつです)、えらく気に入ったので、ギターで歌い上げようと思います。
ご期待下さい。