DTM(デスクトップ・ミュージック)を始めて半年ほどになります。
音質に不満があるので、試行錯誤を続けてますが、このたびサンプルレートを96kHzにするのを試してみました。
サンプルレートは、音質を決める要素の1つで、数値が高いほど音が良くなるとされてます。
私は今まで48kHzにしていたのですが、オーディオインターフェースが96kHzまで対応しているので、音に違いがあるかを試してみました。
その結果なんですが、音が自然で生き生きとし、聴きやすく高級な音になりました。
ネット上では「違いは人間の耳では聞き取れない」と語る人が多いのですが、私の耳では違いは明白でした。
ただし96kHzにしたら、頻繁に音に「プツッ」というノイズが入りました。
パソコンおよびオーディオインターフェースの性能不足だと、この症状が出て、最悪の場合はフリーズするとの話をすでに聞いてました。
なので「やはり厳しいか」と思いつつ、「なんとか行けるかな」とも思い使い続けました。
しかし、ベースの音源(ベース用のソフト)を起動したところ、ベース音にノイズが乗っており、金属的な不快な音になってました。
とても使える音ではないので、48kHzに戻したところ、まともな音色に戻りました。
以上のことから、96kHzは音の違いを確認できて、魅力を感じたのですが、私のパソコンとオーディオインターフェースでは対応しきれないと分かりました。
ちなみに私の使っているオーディオインターフェースは、PreSonusのAudioBox iTwoですが、最安クラスの製品なので、これの性能不足ではないかと睨んでます。
私が使うベースなどの音源(ソフト)は、パソコンの性能を考慮して、低スペックでも使えるものを選んでます。
音色の良さから言えば、高スペックを要求するソフトの方が音が良くて、私も試聴して確認済みなんですが、私のパソコンだと導入が難しいです。
いま使っているパソコンは、昨年に買い換えたもので、あと5年は使うつもりです。
というわけで、音質を追求していくとパソコンとオーディオインターフェースの買い替えが必要だと分かったのですが、なかなかすぐには着手しづらいです。
ちなみに、48kHzよりも低い、44.1kHz(CDの通常規格)も試してみました。
こちらも音が明らかに変わり、音色の深みがなくなりました。
「気にするほどの違いはない」と言う方がとても多いのですが、私としては「えらい差がある」と感じますねえ。
私が音楽を投稿しているYouTubeは、96kHzまで対応してます。
だからぜひ96kHzにしたかったのですが、諦めざるを得ません。
なんとかYouTubeで収益化して、そのお金でパソコンやオーディオインターフェースを買い替えられると良いのですが。
あと、オーディオインターフェースの「デバイスブロックサイズ」の設定を、256サンプルから、128サンプルに変更しました。
この数値を下げるほど、音の遅延が無くなります。
これも、パソコンとオーディオインターフェースの性能が低いと、数値を下げるとノイズが乗ったりフリーズしたりします。
私は、ベースとかドラムの音が、遅れていると感じてました。
ジャストのリズムにベースの音符を置いているのに、リズムが遅れているのが、すごく気になってます。
で、試しにデバイスブロックサイズを変えてみたのですが、何か違いがある気がしました。
しかし、これでも「プツッ」というノイズ音が出やすくなりました。
まあ、何とかなりそうなので、128サンプルで行こうと思ってます。
色々と試していますが、「音質の追求には限界がある」と気付き始めてます。
DTMだけではなく、オーディオの世界もそうなのですが、上を目指すと凄い金額を投じないといけません。
だから妥協点を見出すのも大切です。
今の音質で我慢しつつ、音楽制作に集中したほうがいいかもなと、思ってます。
現在、次の発表曲の「雪の華」に取りかかってます。
で、ギターをメインにして演奏する気でしたが、思い切って歌ってみることにしました。
歌に関しては修行をしてないので、どんな出来になるか見当がつきません。
とりあえずやってみようと思います。