「DTM」96kHzの音は良かったが、パソコンとオーディオインターフェースの性能不足で無理だった
(2022.5.4.)

DTM(デスクトップ・ミュージック)を始めて半年ほどになります。

音質に不満があるので、試行錯誤を続けてますが、このたびサンプルレートを96kHzにするのを試してみました。

サンプルレートは、音質を決める要素の1つで、数値が高いほど音が良くなるとされてます。

私は今まで48kHzにしていたのですが、オーディオインターフェースが96kHzまで対応しているので、音に違いがあるかを試してみました。

その結果なんですが、音が自然で生き生きとし、聴きやすく高級な音になりました。

ネット上では「違いは人間の耳では聞き取れない」と語る人が多いのですが、私の耳では違いは明白でした。

ただし96kHzにしたら、頻繁に音に「プツッ」というノイズが入りました。

パソコンおよびオーディオインターフェースの性能不足だと、この症状が出て、最悪の場合はフリーズするとの話をすでに聞いてました。

なので「やはり厳しいか」と思いつつ、「なんとか行けるかな」とも思い使い続けました。

しかし、ベースの音源(ベース用のソフト)を起動したところ、ベース音にノイズが乗っており、金属的な不快な音になってました。

とても使える音ではないので、48kHzに戻したところ、まともな音色に戻りました。

以上のことから、96kHzは音の違いを確認できて、魅力を感じたのですが、私のパソコンとオーディオインターフェースでは対応しきれないと分かりました。

ちなみに私の使っているオーディオインターフェースは、PreSonusのAudioBox iTwoですが、最安クラスの製品なので、これの性能不足ではないかと睨んでます。

私が使うベースなどの音源(ソフト)は、パソコンの性能を考慮して、低スペックでも使えるものを選んでます。

音色の良さから言えば、高スペックを要求するソフトの方が音が良くて、私も試聴して確認済みなんですが、私のパソコンだと導入が難しいです。

いま使っているパソコンは、昨年に買い換えたもので、あと5年は使うつもりです。

というわけで、音質を追求していくとパソコンとオーディオインターフェースの買い替えが必要だと分かったのですが、なかなかすぐには着手しづらいです。

ちなみに、48kHzよりも低い、44.1kHz(CDの通常規格)も試してみました。

こちらも音が明らかに変わり、音色の深みがなくなりました。

「気にするほどの違いはない」と言う方がとても多いのですが、私としては「えらい差がある」と感じますねえ。

私が音楽を投稿しているYouTubeは、96kHzまで対応してます。

だからぜひ96kHzにしたかったのですが、諦めざるを得ません。

なんとかYouTubeで収益化して、そのお金でパソコンやオーディオインターフェースを買い替えられると良いのですが。

あと、オーディオインターフェースの「デバイスブロックサイズ」の設定を、256サンプルから、128サンプルに変更しました。

この数値を下げるほど、音の遅延が無くなります。

これも、パソコンとオーディオインターフェースの性能が低いと、数値を下げるとノイズが乗ったりフリーズしたりします。

私は、ベースとかドラムの音が、遅れていると感じてました。

ジャストのリズムにベースの音符を置いているのに、リズムが遅れているのが、すごく気になってます。

で、試しにデバイスブロックサイズを変えてみたのですが、何か違いがある気がしました。

しかし、これでも「プツッ」というノイズ音が出やすくなりました。

まあ、何とかなりそうなので、128サンプルで行こうと思ってます。

色々と試していますが、「音質の追求には限界がある」と気付き始めてます。

DTMだけではなく、オーディオの世界もそうなのですが、上を目指すと凄い金額を投じないといけません。

だから妥協点を見出すのも大切です。

今の音質で我慢しつつ、音楽制作に集中したほうがいいかもなと、思ってます。

現在、次の発表曲の「雪の華」に取りかかってます。

で、ギターをメインにして演奏する気でしたが、思い切って歌ってみることにしました。

歌に関しては修行をしてないので、どんな出来になるか見当がつきません。

とりあえずやってみようと思います。


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