「DTM」「雪の華」の歌録りで苦闘中です
(2022.5.16.)

今回は、DTM(デスクトップ・ミュージック)の記事です。

1ヵ月前から、「雪の華」の制作をしてます。
この曲は有名なので、知っている方もけっこういるでしょう。

私の音楽活動はギター演奏が主なので、「雪の華」も歌無しのギターのインストで発表しようと考えてました。

しかし、歌詞がかなり気に入っているのと、YouTubeの私のチャンネルは再生数が全く伸びておらず、歌ったほうが再生数が伸びそうなので、思い切って歌うことにしました。

で、伴奏のトラックが完成したので、5日ほど前からいよいよ歌の録音を始めました。

やる前から予想してましたが、歌はこれまで勉強も訓練もしてないので、思い通りにいきません。

「雪の華」は、音域の広い曲で、メロディとコード進行が凝っているので、よけいに難しいと思われます。

経験のない事をするから、もちろん歌が未熟な出来になるのは覚悟してますが、伴奏がとても良く作れたので、歌のクオリティも高めたいと思ってます。

そんなわけで、あと少し完成までかかります。

歌録音は初めてなので、マイクとの距離の把握や、録音入力レベルの調整に、3時間かかりました。

歌いながら作業したので、その間に喉に疲労が出始め、声がかすれて録音を中断するなど、ゆっくりの歩みです。

初日に4~5時間歌い、ようやく適正な音量で録音できるようになり、声量とか発声のコツもつかめてきました。
曲を通していちおう完成しました。

翌日は声は出ましたが、喉が少し痛かったです。

4~5時間も使ったので、翌日には喉がガラガラになるかと思ったのですが、「雪の華」は基本的に静かに歌う曲なので、大丈夫でした。

で、初日に夢中で完成させた歌を改めて聴いてみたのですが、冷静に聴いてみて「これでは厳しい」と感じたので、再録音に着手しました。

そうしたら、コツをつかんだので、少しづつ歌に強弱や緩急も付けられるようになってきました。

しかし喉の状態はやはり疲れぎみで、かすれがすぐに出ました。

喉の疲労を回復させる必要があると感じたので、休息日を入れました。

それが本日です。

また明日に録音するつもりですが、そこで完成するかは分かりません。

「雪の華」のギター伴奏の録音で感じたのですが、自宅での録音とはいえ、やってる事は「スタジオ・ワーク」に等しいです。

「これ、やってる事はスタジオ・ミュージシャンと同じだな」と、ギターのカッティングなどを、ベース&ドラムの音や、クリック音に合わせながら録音していて、しみじみ感じました。

私は、15年くらい前に、スタジオ・ミュージシャンの養父貴さんにギターを習ったことがあるのですが、その時の経験がまさか今になって活きるとは思いませんでした。

プロのスタジオ・ワークだと、2時間とかの制約がある中で録音する事が多く、ミスらないことや、手早く仕上げることが求められます。

私の場合、機械みたいに正確に弾ける技術も精神構造もなく、ゆっくりと考えてバッキングを練るタイプなので、「技術レベルもそうだが、性格的にスタジオ・ワークは合わなそうだな」と思ってました。

しかしDTM(デスクトップ・ミュージック)の場合、自分のペースで時間を気にせず録音できます。

これは、本当に私に向いてる世界だと思います。

水を得た魚の心境ですね。

自分のペースで制作できるDTMの良さをいかし、納得できる歌になるまであと少し録音をしようと思います。

もちろん今の自分の歌唱力では限界があるので、高望みはしません。

このたび、「歌の勉強もしたほうがいいな」と感じました。

私が取り上げたい曲は、日本の歌謡曲も数曲あります。

「雪の華」と同じで、以前はギターのインストものにして取り上げようと思ってましたが、歌うのも悪くないと考え直しました。

リズム感覚、声質、正しい音程を把握する耳は、わりと良いものを持っていると自覚しているので、勉強したら歌も良くなる感覚はあります。

すこしづつ勉強してみようと思います。


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