今の自民党は、「日本ファシスト党」なのかもしれない
(2013.12.6.)

『特定秘密保護法案』における与党・自公政権のむちゃな国会運営(強行採決など)は、あまりにもひどいです。

野党の方々は、「こんな国会は今まで無かった。有り得ない事が起きている」と言っています。

私も、同意見ですよ。

安倍内閣(自民党)の言動には、「頭がおかしいのではないか」「国民の気持ちを汲み取ろうとする意思が全くない」と感じられる時が、多々あります。

例えば、法案の問題点が次々と明らかになっているのに、「もう十分に審議した」とか「論点は明らかになったから、もう十分だ」と言う時です。

論点というものは、政治においては、明らかになればそれでいいものではありません。

それを論じて、国民の納得のいく結論を出す事が、政治なんです。

「論点は明らかになったから、もう十分だ」と、政治家が堂々と言うなんて、まともな精神ではないです。

「一体、これは何なのだ? 論理が完全に崩壊している。悪夢を見ているようだ」と思いましたよ。

私は、特定秘密保護法案についての一連の国会の動きを見ていて、「日本は、民主主義の国ではなかったのだ。民主主義の国に見えていただけなのだ」と気づきました。

強行採決は、最近では珍しいですが、昔はよくありました。

それに、与党が国民の疑問や野党の質問にまともな回答をしないで、誤魔化しに終始することも、今に始まった事ではありません。

安倍政権は、今までも行われていた事を、露骨に打ち出してきただけなのです。

私は、国会中継をたまに見ますが、見るたびにこう思ってきました。

「これは、論争ではない。
与党と野党の会話が、成立していない。

与党は、野党の話を聞かずに、ただ自分に都合のいい発言ばかりをしている。

これは茶番であり、こんな事は100時間続けても議論の進展はないだろう。

政治家や官僚って、何てアホな人達なんだ。」

こういう国会の惨状を、「政治家の大半は、誠意も知性もないな。あーあ、やだやだ。見るのをやめて、他の事をしよう。」と、嫌悪感を持ちつつ遠くから眺めていました。

しかし、今回の安倍内閣の暴走を見ていて、「無視や傍観はだめだ。きちんと国会が機能するように、国民が関心を持って監視していく必要がある。」と痛感しました。

今の国会の壊れ方は尋常ではなく、これが常態化したら何が起きてもおかしくないと感じます。
私は、深刻な危機感を持っています。

特定秘密保護法案についてネットで色々と情報を見ている中で、共産党の動画ページにたどり着きました。

国会での共産党の活動(質問)が、いくつも動画になっているのです。

見ていくと、かなり面白いです。

こうした動画のアップは、すべての党が行うと良いです。
国会での討論が、よく分かります。

とても面白いので、ノートにとって勉強しようと思っています。

国会中継は、NHKが担当していますが、放送をしない時もあるし、見逃すと見られません。

ネット上で公開するのは、国民にとってとても良い事だと思います。

動画を見ながら、「日本は、共産党や社民党が護憲派で、自民党などが改憲派だ。これって世界的な視点で見たら、かなり変わっているなあ」と思いました。

普通だと、共産党が(左派が)改革や改憲を主張して、保守の党が護憲派になるんですけどね。

日本人には当たり前の光景ですが、冷静に見ると不思議な感じがしますよ。
これが日本的(日本の個性)なのかもしれません。

話が、少し脱線してしまいました。

今回の記事で語りたいのは、「今の自民党には、ファシズムの色が濃い」という事なんです。

私は、今回の安倍内閣・自民党の国会運営や国民世論への対応を見て、『野放しにしたら、何をしでかすか分からない』と感じたのです。

彼らには、人の意見を聞くという姿勢が、なぜか欠如しています。

政治家にはいちばん必要な資質なのに、なぜか欠如しているのです。

安倍内閣・自民党の行動を見ていて、「意味が分からない。なぜそうなる?」と何度も思わされました。

ファシズムの意味については、色々な解釈があるようです。

手元にある辞書を引くと、『国粋主義的な社会政策を強調しつつ、対外侵略政策をとる独裁体制』と書いてあります。

私の思うファシズム(ファシスト)の特徴とは、次のものです。


国家という言葉を多用し(日本などの国名も多用する)、「国家のために、国民は忠誠と服従をしなければならない」と主張する。

その主張を、国民に押し付ける。


国家を、「そこに属するすべての人のもの」と考えない。

何かを「神聖かつ絶対的なもの」にまつり上げて、それに国民は従属しろと命じる。

国民の多くが政治に参加する事を嫌い、そういう状態を「大衆迎合」と非難する。

一部の支配層が国家をコントロールする状態を望む(これが⑮につながります)


「力こそが正義だ」と信じている
愛や誠意をニセモノ(現実性の無いたわ言)と考えている

力を信奉(絶対視)しているので、力を得るためには手段を選ばず、どんな汚いことでも平気でする


手段を選ばないので、平気で相手を騙す

時には、「騙される方が悪い」とすら言う


力を信奉しているので、弱者を虫けらのように扱う

弱者に配慮する事を嫌い、それを行う者を「弱腰だ」とか「女々しい」と非難する


社会を統制する事を好む
人々が自由な発言や行動をすると、不快感を示す


統制好きなので、いろいろと規制を作ったり、模範像を示して「これを目指せ」などと言う

逆らう者がいると、「あいつは非国民だ」とか「あいつはテロリストだ」と、すぐにレッテルを張る


統制好きなので、言論の自由や表現の自由を奪おうとする
国民が大人しい(黙る)と、ご機嫌になる


国民の求めるものや国民の考えている事を重視せず、自分のやりたい事を優先してどんどんと行う。


口ではいろいろと約束するが、それを守らない
平気で嘘をつき、それについて罪悪感や反省心がない

つまり、相手を本心ではバカにしている


反対意見に対しては、聞く耳を持たず、はなから相手にしない

つよく反対する者には、脅しをかける


理屈が通じない。そのため、時には会話が成立しない

物事を理性や知性で解決しようとせず、独自の理論や暴力で解決しようとする


失敗を認めない。なにかで失策をしても、それを否定する

「失敗したじゃないか、改めないといけないよ」と忠告されても、強硬に反論してそれを認めない

忠告に感謝せず、むしろ忠告してくれた人を恨む


統制するのが好きなので、必然的に軍隊や警察を好む
軍事や治安に予算やエネルギーを注ぎ、軍服を着たがる


財界(大企業)と結び、党と財界で特権階級を形成する


特権階級を形成してそれを守ろうとするので、必然的に国民の多くは搾取される

搾取を正当化するために、「今は危機なのだ」とか「世の中には勝者と敗者がいる」などと言う


国民から搾取するので、そのままだと支持を失ってしまう
その対策として、ある国やある集団を「敵だ」と断じて、そっちに注意をそらす

つまり敵を設定し、それへの恐怖を煽る


「敵を倒すには、団結しなければならない」と言い、「団結するには、個人の自由は妨げになる」と主張する


敵を設定すると、当然ながら敵に設定された集団や国は怒る
結果として、その集団や国とは極端に仲が悪くなる

自分のせいで仲が悪くなったのに、まったく反省しない
むしろ敵を非難して喜ぶ

敵を非難しているうちに、相手を蔑視するようになり、エスカレートすると弾圧や虐殺を始める


独裁制を目指しているので、盲目的かつ熱狂的なサポーターを好む

そうしたサポーターを、親衛隊にする


サポーター達は、リーダーを盲信しているので、神のように崇めるようになる

そして、神のような存在だと信じるので、リーダーを批判する者が現れると猛然と怒る

どうでしょうか。

ヒトラーのナチスを思い浮かべれば、上に列記した事が当てはまると分かると思います。

こうしたファシズムの特徴は、驚く事に、今の安倍内閣と自民党にばっちりと当てはまるのです。

①~㉑を、今の安倍内閣・自民党に当てはまるか見ていくと、何とほとんどが当てはまってしまいます!

自民党が打ち出している『改憲案』を見た事がありますか?

私は今までもチラチラと見た事があり、「とんでもない時代錯誤の内容だな」と呆れていました。

しばらく前に毎日新聞が、現憲法と自民党の改憲案を比べるコラムを始めました。

現憲法と自民党の改憲案を並列して、細かく比べていくものです。

連載されているので見ているのですが、改憲案では「独裁制を作ろうとしているのか?」と思えるほどの、とんでもない記述が出てきます。

「こんな事を堂々と主張している党が、国の第1党だなんて、なんつー状態だ」と、絶句しました。

自民党については、特に年配の方には、「自民党は、いろいろな価値観を持つ人々が集まっている集団だ」との認識が残っています。

でも、もう昔の自民党ではありません。

この事実に、冷静に気づく必要があります。

今の自民党には、多様性とか寛容性はありません。

今の自民党は、同じ党名ではあっても、『以前とは完全に別物』です。

これを、まずきちんと理解しましょう。

毎日新聞のコラムでは、まだ前半部分の憲法(および改憲案)の解説をしている段階です。

ネット上には、自民党の改憲案について解説しているページがあります。
それを見ると、後の方になるともっとファシズム色の濃い内容になるようです。

「今でもかなりやばいのに、後の方に進んでいったら、改憲案にはどんな文言が出てくるのだろう」と、恐ろしい気持ちになります。

改憲案では、国家への忠誠が強調されていて、「国民は、秩序を乱してはならない」と強調されています。

私は、こういう世界観や考え方が嫌いです。

国民の1人1人が、自由な発想や発言をし、それぞれが個性を発揮することこそがすばらしい世界に繋がると信じているからです。

自民党については、国民はもっとしっかりと観察する必要があると思います。

何となくの昔からのイメージで支持を続けるのは、良くないと思います。

私もそうしますが、冷静な気持ちを保ちながら、彼らの主張や行動をよく見つめましょう。

今の自民党の正体とは何なのか、これを考えましょう。


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