つい1週間くらい前にあった「中国海軍の艦船によるレーダー照射事件」について、中国は「それは把握していない、確認している」としていました。
それが今日、中国政府は「レーダー照射は、日本側の捏造」と発表しました。
驚きの展開です。
でも日本は、ここは冷静に対応する時です。
真相は私には分かりませんが、冷静に見るとレーダー照射はあったのでしょう。
安倍政権は右派ではありますが、事件を捏造してまで中国に喧嘩を売るような人達には、到底見えません。
最近の中国の様子を見ていて感じるのですが、中国国内では「脱共産党の意識」が相当に高まっており、共産党政府は非常に焦っているようです。
政府は何とかして「中国共産党への信頼回復」「中国共産党の権力維持」を図ろうとしているのですが、時代の流れはもう変わらないでしょう。
時は満ちた、といった感じです。
何が言いたいかというと、『日本に挑発的な行動をしている中国政府は、もう長くない。そして、ほとんどの中国人はこの挑発行為を支持しないだろう。』という事です。
国内問題から国民の目をそらすために、「国外と争いを起こして、祖国防衛の愛国心に国民の不満を転化させる」という戦略は、数十年前まではよくありました。
この戦略を中国政府はとっているのだと思えるのですが、はっきり言いましょう。
「もうこの戦略は、時代遅れです。国際的な情報社会となった今、このやり方では人々を騙すことはもう出来ません。」
長い目で見れば、現在の中国政府は国民の支持を失い、もっと民主的な政府ができます。
日本は焦っている中国政府に付き合う必要はないし、冷静な対応を続けていけばいいです。
私は、非常に大きな視点(霊的な視点)から見た上で、今の日中関係は「日本が過去に行った中国への駄々をこねた甘えた態度の、結果を受けている」と感じています。
宇宙には『因果の法則』があり、「自分が誰かに行った事は、必ず自分に返ってくる」のですが、日本は過去に中国に対してめちゃくちゃな行動をたくさんしました。
『過去に中国に行った行動が、日本に返ってきている』、これが霊的な視点から見た現状です。
日本は今、自分が過去に行ったことを自分が受ける事で、成長の機会を与えられているのです。
だから、ここで日本が大人気ない対応をするのは、間違った選択です。
ここで中国を非難したり、中国を挑発したりすれば、過去の過ちを繰り返すことになり、成長の機会を無駄にすることになります。
今の日本が選択するべき道は、『過去の日本とは違う、愛を最大限に表現する道』です。
この選択をする事が、「美しい日本」を創ることに繋がります。
(安倍さんは「美しい日本」を唱えているので、あえてこの言葉を使ってみました)
「中国政府はあせっており、子供の様に駄々をこねて甘えてるのだ」という真実が見抜ければ、ここは笑って許すくらいの場面だと気付きます。
日本が笑って手を差し伸べれば、世界も中国も「この国には、到底勝てない。凄すぎる。この国に争いを仕掛けるなんて、バカバカしくなってきた。」と思いますよ。