北朝鮮の核開発の言い分・考え方に、耳を傾ける
(2013.3.19.)

しばらく前の日記で、『北朝鮮に今必要なのは、愛情だ 愛を示そう』との記事を書きました。

その中で私は、「北朝鮮の言い分に真摯に耳を傾けるのが、愛情を示すスタートになる」と書きました。

今回、北朝鮮の言い分を上手く表している記事を見つけたので、それを抜粋して載せます。

その後に、私の意見も述べます。

(毎日新聞2013年2月13日の記事から抜粋)

北朝鮮が挑発をくり返すのは、「中国の成功体験」という論理がある。

北朝鮮は、「中国がアメリカと国交を正常化して、経済発展の道に向かえたのは、『核実験・人工衛星の打ち上げ・アメリカに届くミサイル開発』の3つに成功したからだ」と考えている。

北朝鮮の論理の中では、「核ミサイルの完成」と「経済発展」が結びついている。

国際社会はまず、「中国の成功体験の論理は、幻想だ」と示す必要がある。

北朝鮮のエリートは、リビアのカダフィ政権の崩壊の原因を、核開発の放棄と関連づけたがる。

対話を通じて不信感を解きほぐし、『国際社会と共に歩むことが、国の利益になる』と理解させなければいけない。

対話以外に、北朝鮮を説得する手段はない。

(抜粋はここまで)

上に抜粋した記事は、中国総局の米村耕一さんが書いたものです。
北朝鮮の言い分・考え方を、うまく表現していると感じました。

この記事は、私の心に響きました。
私は、真実の響きをこの記事から感じました。

私達からすると、「核開発と経済発展が結びつく」なんて想像も出来ないのですが、北朝鮮の行動や発言を見ていると、本気でそう思っているのだと頷けます。

私も、解決には対話しかないと思います。


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