党首討論を見た感想 憲法9条について
今度の参院選では、たぶん共産党に入れます
(2013.7.6.)

先日に、TVでやっていた参議院選挙に向けた「党首討論」を見ました。

メディア代表の人が、かなりつっこんだ質問をしたため、面白かったです。

今回は、これの感想を書きます。

私は、今回の選挙では、「原発をどうするか」と「憲法をどうするか」を最も重視しています。

まず結論になりますが、私の考えと一番近いのは、共産党でした。

ですから、このままでいくと今回は共産党に票を入れる事になります。

原発については、「再稼動しない派」と「再稼動する派」に分かれていますね。

共産党は、「再稼動しない派」の中でも、『ただちにすべての原発を停止して、そのまま廃炉作業に入る』という、一番踏み込んだ政策を唱えています。

私は、これを評価します。
もう原発にはあきあきなので、この政策を重視する事にしました。

社民党もいいのですが、即時に廃炉と明言しなかったので、やや物足りなさを感じます。

憲法については、私は9条を愛している者なので、それを守るのを明言している党に入れます。

共産党、社民党、あたりが良いですねー。

それにしても、日本の共産党は本当に面白いです。

旧ソ連や中国など、大抵の国の共産党は、軍事力を重視します。

それに対して、日本共産党は「軍事力の放棄路線」なんですよね。

ものすごく独自色が濃いです。

日本共産党は、その独自色をもっとアピールした方がいいです。

「世界の共産主義の中でも、私達はとんがった存在で、明確に平和主義を唱えています」と言えばいいのです。

そうすれば、もっと支持されると思います。

自民党などの9条を変えようとしている人は、「9条は現状に合っていない、だから変えるべきだ」と言います。

でも私は、それはおかしな論理だと思います。

私が思うに、憲法というものは、『理想・理念を掲げるもの』です。

「現状がこうだから、憲法をこう変えよう」という考え方では、憲法はコロコロ変わりすぎるし、存在の意義自体が無くなると思います。

例えば、アメリカの憲法では「基本的な人権」と「万人の平等」が、初期から掲げられていました。

でも、憲法が出来た当初は、奴隷制がまだあったし、万人の平等などは夢のまた夢でした。

それでも、憲法が理想を提示し続ける事で、少しづつ「基本的な人権」や「万人の平等」が実現してきたのです。

もしアメリカが、「現状は、黒人の奴隷制があるじゃないか。憲法は実状を反映していないよ。黒人たちは今、奴隷身分なのだから、憲法を改正して、それを明記して認めよう」と決めていたら、今のアメリカはなかったでしょう。

どうでしょうか。

「兵器(殺人の道具)の不保持」、「戦争の完全な排除」は、人類の夢です。
誰もが、その夢を見ています。

だからこそ、9条を変えようとする人々は、もろに9条を否定したりはあまりせずに、「理念としては美しいが、現実と合致していない」という論法を使います。

理念として美しいならば、それを掲げ続ければいいのです。

日本の9条は、世界に胸をはれるものです。
決して、恥ずかしがるようなものではありません。

各党の主張を聴きましたが、自民党以外は、それぞれの党に光るものがありますね。

社民党の「最低賃金を1000円に上げる政策」、みんなの党の「公務員や国会議員の改革」、維新の会の「道州制」、生活の「官僚の既得権益の排除」、みどりの風の「女性や子供に優しい政治」あたりは、良いと思います。

各党の党首を見ていると、それぞれにかなりしっかりとした信念を持っています。

彼らの力が活かされていないのは、もったいないと思います。

もし私が首相だったら、各党が了承してくれればですが、各党が得意としている分野を、大臣になって担当してもらいますねー。

共産党や社民党には「脱原発」と「雇用」、みんなの党には「公務員改革」と「電力改革」、維新の会には「地方分権」、みどりの風には「再生可能エネルギーの推進」といった具合です。

こういう風に、それぞれの良さを活かせる人が、真のリーダーなのだと思います。

各党が日本を良くするために真剣な中、自民党だけが主張をあいまいにして、中途半端でした。

消費増税や、中国や韓国との歴史問題が、特にあいまいであり、ごまかしを感じました。

自民党を見ているとよくそう思うのですが、彼らは「厳しい質問に対しては上手くごまかして、質問の論点をすり替えたり、相手を煙に巻く事ができる者が、優れた政治家である」と思っていますね。

ごまかす事に対して悪びれる所がなく、上手くごまかすと「成し遂げた」みたいな顔つきをする事があります。
この特徴は、だめなタイプの官僚にも見られるものです。

私は、今の自民党政権(自公政権)よりも、「不器用で、時にはごまかす事もあるが、基本的には正直だった民主党政権」の方が体質的に合いました。

野党たちに、ぜひ頑張ってほしいです。

今回の選挙からは、ネットで党の宣伝をできるようになりましたが、私はどこかの党を宣伝・推薦する気持ちはないです。

それよりも、投票率を上げたいんですよ。

なんで投票に行かない人がいるのかなあ。

政治をあきらめるのって、人生をあきらめるのと、ほとんど一緒だと思います。

選挙に行かないで、自分の生活やら将来やらの要求をするのは、説得力が無いと思います。

選挙には行こうよ。
最低限の民主主義のマナーだと思います。

民主主義の国にいながら選挙に行かないのって、もの凄い失礼な行為の気がするのですけど。


日記 2013年7~9月 目次に戻る