アメリカがシリア爆撃をしようとしている件
暴力を暴力で解決しようとするのは間違っている
(2013.9.7.)

今、アメリカのオバマ政権が、シリアを攻撃しようとしています。

私は、この事には大反対です。 完全に間違っていると思います。

シリアでは内戦状態になり、多くの人が死亡していますし、たくさんの難民が出ていますが、
だからといってアメリカが攻撃していい事にはなりません。

『神との対話』では、「暴力を暴力で解決するなんて、とんでもない事だ。地球人は、問題をすぐに力で解決しようとする。あなた方は、話し合いで解決するすべをまだ学んでいない。」と説いています。

その通りだと思います。

アメリカは、「国連は機能していない。だから、単独行動が許される」と主張しています。

これは、世界的な枠組みを完全否定する事であり、とんでもない事です。

「ふざけるのもいい加減にしろ! お前が中心になって国連を創ったんだろ! 何て無責任で我儘なんだ。」と思います。

国連は確かにあまり機能していませんが、それは皆で解決していく事であり、「だから国連を無視していい」と言ってしまったら、世界はノー・ルールになってしまいます。

私は以前に、「北朝鮮は、5歳の子供だ」と書きましたが、『アメリカは7歳の子供』ですね。
北朝鮮と大差ない程度の精神年齢です。

アメリカは、「シリアのアサド政権は、化学兵器を使用している。だから攻撃をしていいのだ、軍事的な解決も許される。」と主張しています。

私は、『軍事的な解決』そのものに意味を見い出していませんが、それを抜きにしてもアメリカを支持する事はできません。

というのも、アメリカは『嘘の情報をでっちあげて、それで人々の正義感を煽って、攻撃(侵略)を正当化する』という手口を多用するからです。

アメリカは、「CIAなどの情報機関から得た情報だ。信頼できる。」と言います。

しかしCIAは、偽の情報を出して世論を操作する行為を、過去に何度もしています。

はっきり言って、アメリカの情報機関は信用できません。
この認識は、世界の常識にした方がいいです。

アメリカの情報機関であるNSAは、一般の人々を盗聴したりメールを盗み見ている行動が暴露されていますよね。

こうした組織は、国民や民衆のためになっていない組織といっていいです。

アメリカの情報網は信用度が低いので、世界の国々は国連の調査を待ってから対応を考えるのがベストです。

オバマ政権は、核兵器の廃絶を目指すなど、軍事力の削減に取り組む姿勢を見せてきました。

それをぶち壊すような行為を、自らしています。

あのオバマさんでさえが、ここまで戦争をしようとするあたりに、『アメリカの軍産複合体の影響力の大きさ』が分かります。

アメリカは、世界全体の軍事費の半分を1国で占めており、世界全体の兵器売買の半分を行っています。

アメリカの産業の5割以上は、兵器産業と繋がっています。

アメリカは、『軍事国家』なのです。

だから定期的に戦争をしたがるのですが、また戦争をしたくなってきたようです。

それを、オバマ政権は止めなければいけないのに、積極的に推進しようとするなんて…。
オバマさんには、本当にがっかりです。

日本のメディアや政治家は、「アメリカ陣営が善で、ロシア陣営は悪」と主張しがちですが、冷静に見るならば、好戦的で危険なのはアメリカ陣営ですよ。

第二次大戦後から今日までに、一番戦争をしている(仕掛けている)のは、アメリカです。

私は、現在の世界で最も好戦的で危険なのは、アメリカだと思います。

基本的に、アメリカ、イギリス、フランス、イスラエルが、最も好戦的で、すぐに軍事的な手法を使う国です。

今回はイギリスは、議会の活躍で、シリアへの戦争に参加しない事になりました。
これは、素晴らしい前進であり、イギリスが今までの愚行から学んだ結果です。

「頑張ったなあ、イギリスの人々は。よしよし。」と思いました。
だいぶ、霊的な成長をしてきていますねー。

アメリカの議会も、これを見習って下さい。
今、アメリカの良識や知性が問われていますよ。 世界中がアメリカを見ています。

さて、日本はどうでしょうか。

日本は今のところ、中立を保っています。

私としては、ロシアや中国と一緒に、爆撃(戦争の開始)に反対してほしいです。

日米同盟があるからといって、アメリカに無条件に従う必要なんてありません。

今の情勢では、アメリカの横暴を止める側に入る方が、かっこいいですよ。

シリアに関して思うのは、『シリアのアサド大統領が対話を求めた時に、それに反体制派は応じた方が良かった』という事です。

シリアの内戦が始まった頃に、アサド大統領は「対話で解決しよう」と呼びかけた時がありました。

反体制派は、「アサド政権は信用できないから、対話はしない」と言って、戦争に突き進んだのですが、それは心情は理解できますが、間違った選択だったと思います。

様々な国の歴史を勉強すると、『対話に応じる事が、平和に繋がる』と分かります。

確かに、「対話に応じて武装解除したら、そこを突かれて弾圧される」というパターンもあります。

でも私は思うのですが、武装闘争で解決しようとするのは、根本的に間違っています。
それは、真の平和や自由の獲得には繋がりません。

武装闘争ではない方法(活動)は、遠回りに見える時もあるのですが、結局は長く続く平和に繋がります。

こうした真実を、もっと世界の人々は理解していく必要があります。


日記 2013年7~9月 目次に戻る