ソチ五輪を見ていての感想
心が燃えない その理由 (2014.2.19.)

ソチ五輪が始まりましたね。 あなたは見ていますか。

私は基本的には、見ていません。

勉強で忙しいからと、見ていて心が燃えないからです。

せっかくなので、『心が燃えない理由』について詳しく説明してみます。

開催中の今、メディアは称賛一色ですが、それでは大切なものが失われると思うので。

まず、『冬季五輪があまり好きではない』というのがあります。

私は寒いのが苦手なので、雪の中や氷の上でスポーツをしている姿に、いまいち共感できないのです。
見ていると、「寒そうだな、俺はやりたくないな…」と思います。

次に、『ソチ五輪の舞台裏を知ったので、白けてしまった』というのがあります。

NHKでソチ五輪についての番組を見たのですが、以下の事を知りました。

「ソチは地中海の方にあり、暖かい場所で、冬でも10度くらいの気温があり雪が降らない。」

「ソチは自然環境の豊かな場所だったのに、五輪開発のために破壊されてしまった」

「莫大な開発・建設費用が投じられた(新聞によると、五輪史上で最大の5兆円という)」

番組を見ていて、「ロシアは雪の降る場所が多く、零下40度になるような所すらある。
なぜ、わざわざ雪の降らない場所で五輪を行う?」と思いましたねー。

もの凄い利権が絡んでいる感じがします。

雪の降らない場所のため、五輪後に施設をどうするかが問題になっています。
当然の事ですよ。

そして、『マイナーすぎる競技が多い』ことも挙げられます。

今回から、さらに種目がだいぶ増えたのですが、「競技人口が千人もいないのではないか?」と思えるものが散見されます。

ソリみたいなので、かなりの距離の専用道を猛スピードで滑降する種目があるのですが、
日本人でやっている人はいるのでしょうか?
あれを行える場所は、世界でもあまり無いと思います。

あとはスキーで、コースに設置された縦長の棒などに乗ったり跳んだりしつつ、派手なアクションを決めていく種目には、すごく違和感を持ちました。

あれは、通常のスキー場だと絶対にやってはいけない、最悪の滑り方なんです。
「それだけはやらないでくれ」という滑り方であり、それを五輪種目にしてはいけないと思います。

スキー板が傷つくと思うし、怪我をしかねない危険な競技ですよ。

(まあ、他の競技も怪我をしかねないのが沢山ありますけど)

スノーボードでも、あれは駄目だと思います。

最後に、『会場が盛り上がっていない。何しろ観客が少なくて、空席がたくさんある』というのがあります。

これは、ソチが人口の少ない観光地だったのですから、当然です。
地元の人がたくさん来ることが、成立しないのです。

周りに人が住んでいないので、観客は遠くから来ている人ばかりなのでしょう。
会場の空気が、しら~としているんですよね。

はっきり言って、ソチ五輪は失敗だと思います。

こんなに盛り上がらない(見る気がおきない)五輪は、珍しいです。

しばらく前の北京五輪もそうだったのですが、社会主義を掲げていた国は、五輪などのお祭りを開催するのが下手ですね。

肩に力が入りすぎていて、お祭りの雰囲気にならないのです。

ほとんど見ていないソチ五輪ですが、いくつか感動する場面もありました。

最大の感動は、フィギュア・スケートの団体戦で登場した、ロシアのリプニツカヤ選手です。

彼女はまだ15歳なのですが、信じられないほどのクオリティです。

彼女は、滑りや踊りに滑らかさと繋がりがあり、見ていて飽きません。

普通の選手だと、回転ジャンプばかり目について、それ以外の部分が退屈なんです。

彼女は、ジャンプ以外のクオリティも高くて、穴がないです。

この長所は、男子・個人で金メダルをとった羽生選手にも言えて、彼も回転ジャンプ以外の場面でも魅せますねえ。

ただ、この種目は女性の方が映えます。
動きや魅せ方から、男だとオカマみたいな感じがしてしまうので、私はどこか引いてしまいます。

バレエの影響が濃い種目なので、そうなのでしょう。

バレエも、男が踊るとオカマ臭くなりがちです。独特の動きをしますから。

リプニツカヤさんで一番すごいと思う所は、片足で立ち、もう片方の足を高く上げている状態で、回転をし『回転スピードをどんどん上げられること』です。

あの体勢で回転スピードを上げるのは、物理的に不可能だと思うのですが…。

あんな動きは、見たことが無いです。 神技です。

インチキをしているのではないか、と思うほどです。

彼女は、フィギュア・スケート史上でも伝説として語られる、そういう選手になると思います。

今回の個人戦でも優勝候補だし、まだ15歳なので次とその次の五輪にも出て、優勝していくと思います。

そういえば、葛西さんがラージヒルで銀メダルを取りましたね。

おめでとうございます。

私は、彼がノーマルヒルで入賞した時のジャンプしか見ていないのですが、41歳で進化し続けるのは凄いなあと思います。

最近は、人間も進化してきて、モチベーション低下と怪我の慢性化さえなければ、40歳をすぎても現役選手でいられます。

そのうち、60歳とか80歳でも金メダルを取る人が出てくると思います。

葛西さんはまだまだ現役を続ける気持ちのようですが、充分に可能だと信じています。


日記 2014年1~3月 目次に戻る