W杯もだいぶ進み、ベスト8がすでに出揃っています。
この中でどこが優勝するかを、私なりに予想してみようと思います。
さっそく結論を言いますが、ドイツかコロンビアだと思います。
この2チームは、攻守のバランスが良くて安定感があり、さらに素晴らしい選手がいます。
ブラジル、アルゼンチン、オランダ、フランスは、すごい選手が揃っていますが、チームの連動性にやや欠けます。
攻撃と守備が別々になっている感じがして、本当の強さを感じないんですよ。
ドイツとコロンビアは、すべての選手に一体感があるし、攻撃と守備が無理なく繋がっていると思います。
明日にブラジル対コロンビアがありますが、私はコロンビアが勝つのではないかと考えます。
ブラジルは、ネイマールさんが話題になっていますが、キーマンはオスカルさんだと思っています。
オスカルさんが活躍する時は、ブラジルの攻撃がうまくいきます。
彼は相手の弱点を突くのが上手い、頭脳的な選手です。
オスカルさんは、初戦では素晴らしい活躍をしましたが、その後はいまいちなんです。
私はそれを心配しており、オスカルさんが今の出来ならば優勝はできないと考えます。
ブラジル対コロンビアは、オスカルさんの出来が鍵になると思います。
ドイツとコロンビアでは、ドイツの方が選手層が厚いです。
ですから、この2チームが当たったら、ドイツが勝つと思います。
W杯では、『南米で行われる大会では、ヨーロッパのチームは勝てない』とのジンクスがあります。
だから、ヨーロッパのチームを優勝候補から排除する人がいます。
しかし、近年のサッカーではレフェリングが公平になっているし、遠征地での適応に関するノウハウもかなり進化しています。
地元の有利さは、以前ほどはないと思います。
ですから、そろそろ他所の大陸のチームが優勝するのではないかと。
ベスト8のチームには、日本が最近に勝っているコスタリカとベルギーも入っています。
これを見るにつけ、「この2チームが居るんだから、日本もここまで勝ちあがる力があったのに~」と思いますねー。
コスタリカとチリは、全員が一体となって戦う良いチームですね。
「日本がやるべきプレイを、この2チームがしている」と、観ていて感じました。
日本は、グループリーグで敗退したために、「勝ち上がったチームから学ぼう」との論が多くなっています。
日本が参考にするなら、こういうチーム(あまり背が高くなく、コンパクトな陣形を保って選手間の距離を近くし、組織的かつ連動的なプレイで勝負するタイプのチーム)がいいと思います。
チリの連動的な素早い守備(前線からどんどんプレスをかける守備)は、最高でした。
私は、ああいう積極的で献身的なサッカー・スタイルが大好きなのです。負けたのは残念ですよ。