アメリカの独立系メディア「Democracy Now!」の日本語ページ
コンテンツが素晴らしい
(2014.11.26.)

昨日の事なのですが、ネットで情報を集めていたところ、アメリカで数少ない独立系のメディア『Democracy Now!』の日本向け専用ページがあるのを見つけました。

アドレスは、democracynow.jp/です。

嬉しい事に、無料でたくさんの番組を、日本語の翻訳付きで視聴できます。

番組をいくつか見ましたが、どれも興味深いものです。

私は嬉しさで一杯になり、ここで紹介する事を決めました。

(クリックして確認したところ、最新の動画については、日本語翻訳は付けられていません。動画一覧にあるものは、日本語翻訳が為されています。)

『Democracy Now!』については、以前から気になっていました。

見たいと思いつつも、「アメリカの小規模メディアだから、日本では視聴できないだろう」と考えていました。

まさか日本語で見られるホームページが、立ち上げられているとは!

感無量です。

『Democracy Now!』を運営しているのは、エイミー・グッドマンという方です。

真実の情報を求める人にとっては、顔なじみの存在でしょう。

私がグッドマンさんを知ったのは、TPPの草案をリークした番組を通してでした。
(公開されず秘密にされていたTPP草案の内容を、彼女の番組が暴露したのです)

その後、アメリカ・メディアが多国籍企業に買収されている現状を描いた別番組などで彼女に再会しました。
その時の発言を聞いて、アメリカでも屈指のジャーナリストだと思うようになりました。

彼女は、本物のジャーナリストであり、マスターの1人だと思います。

私は、深く尊敬しています。

アメリカの大手メディアは、全て多国籍企業に買収されてます。
そのため、大企業にとって都合の良い情報しか報じない状況です。

こんな悲惨な状況になった原因は、メディアに大資本が参入するのを防ぐ法律を、アメリカは撤廃してしまったからです。

「アメリカには報道の自由がある」なんていう言葉は、すでに過去のものです。

これを、きちんと理解しましょう。

この状況の中で、孤軍奮闘しているグッドマンさんらは、勇気のある人達ですよ。

私は、こうした人々こそ『アメリカン・スピリットの継承者』だと思います。

日本でも、独立した立場で報道をしようとしている方がいます。

それは素晴らしいのですが、少しコンテンツが充実してくると、必ずといっていいほど有料化してしまいます。

あれは非常に白けますね。

無料にするからこそ、小規模な組織が、大手に負けない発信力を持てるのではないですか。

「世のため人のために活動しているんじゃないの? 有料化したらアクセスできる人は限られてしまう。それじゃあ世界は変えられないよ。」と感じますねー。


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