アギーレ監督の八百長疑惑の対処法
副監督を置けばいいのではないか
(2014.12.30.)

しばらく前(1ヵ月ほど前でしょうか)に、サッカー日本代表・男子の監督であるアギーレさんについて、「八百長に関与していた」との疑惑が発覚しました。

「スペインでクラブチームの監督をしていた時期に、八百長に一枚噛んだ」との疑惑内容です。

サッカー好きの私には気になる話でしたが、情報不足なのと、まだ立件されていないのとで、しばらく様子を見ていました。

そうして1ヵ月ほど経ち、情報が入ってきたし立件が確定しました。

そこで、今日はこれを取り上げようと思います。

この件で「なるほど!」と思えた情報は、フットボリスタの編集長をしている木村さんの説明を聞いた時です。

彼はスペインに移住している人物で、スペイン・サッカー事情に詳しいのですが、こう説明してくれました。

「この八百長問題は、日本ではここにきて話題になっているが、
 スペインではだいぶ前から話題になっていた。

 アギーレが日本の監督になる前から、すでに問題は発覚
 していた。

 数年前までは、スペインは八百長について野放し状態で、
 罰則が無かった。

 そこについに罰則ルールが出来たのだが、今回の件は
 ちょうどルールができる直前だった。

 当時はOKだったので、アギーレさんは『スペインのサッカー
 風土の1つ』と考えて八百長に関与した可能性がある。

 仮に関与していたとしても、彼には悪気はないはずだ。

 彼については、悪く言う人を見たことが無い。」

確かに、世界には八百長がしょっちゅう行われているリーグもあります。

有名なのは、イタリアリーグや南米のリーグでしょう。

スペインまでが八百長天国だったとは、知りませんでした。

木村さんはアギーレさんを擁護している感じでしたが、八百長について厳しい感覚を持っている日本人は、もし八百長に関与していたと確定したらもう許せないでしょう。

ちなみに日本も、かつては八百長天国に近くて、プロ野球や相撲では大掛かりな八百長がバレて大事件に発展した事があります。

最近はクリーンな状態が続いているようで、素晴らしい事だと思います。

話は少し脱線しますが、最近で「これは八百長じゃないか?」と感じたのは、フィギュアスケートにおける羽生結弦さんの得点ですね。

怪我をおして強行出場した大会(GPシリーズ第3戦のフリー演技)とその次の大会(同シリーズ第6戦・NHK杯)では、不自然なほどの高得点を得ていたと思います。

フィギュアスケートについては、町田樹さんの電撃引退が昨日にあり、私は衝撃を受けました。
数日以内に、1つの記事として取り上げて、羽生さんにも触れようと思います。

話を戻しましょう。

アギーレさんの疑惑については、本人が否定しているし、捜査・裁判が長く続きそうなため、サッカー協会もメディアもどうしていいか分からない状態です。

このままだと、裁判結果が確定するまでズルズルと進み、モヤモヤ状態が続くでしょう。

新聞によると、記者会見ではこんな問答があったらしい。

記者が、「疑惑の渦中にいる人を監督にしていていいのか。日本代表の価値に傷がつく可能性もあるが、このまま放置するのか。」と、原博実さん(サッカー協会の代表強化担当)に厳しく質問。

原さんは逆ギレしてしまい、「一体どうすればいいんですか、教えて下さいよ!」と答えたそうです。

原さんは、アギーレ監督就任を主導した人物で、完全に自業自得なのですが、彼が良い人間であるのを知っている私としては、やや同情もしています。

このままだと嫌~な空気のまま進んでいきそうだし、日本代表および日本サッカーが失速してしまう危険性もあります。

そこで、私なりの解決方法をここで提示したいと思います。

その解決法(対処法)とは、『副監督を置くこと』です。

アギーレさんは、これから長い裁判を闘っていくことになるそうです。

そうなると、ヘタをすると「試合に監督が来られない」という事もあり得ます。

さらに有罪が確定する可能性もあります。

要するに、「監督不在」や「監督辞任」の可能性があるわけです。

「監督不在」や「監督辞任」になると、クラブチームの場合、副監督(アシスタント・コーチ)が代行したりトップ昇格する例が多いです。

これを、日本代表でも使えばいいのではないでしょうか。

サッカー日本代表は、今までは監督に全権を与えるシステムでした。

でも、どんどんサッカーが注目をあびて、日本代表が大掛かりになっている現在では、副監督に補助をさせるのも有効だと思います。

『有能な人物を副監督にして、アギーレのサポートをさせる。

 そしてアギーレの有罪が確定した場合には、
 監督に昇格させる。

 無罪の場合は、副監督のまま終わらせてもいいし、
 2018年W杯の後に監督を任せてもいい。』

どうでしょうか。

これならば、誰もが納得できると思います。

アギーレさん自身も、この状況ならば副監督の起用を受け入れると思います。

誰が副監督になるにせよ、貴重な体験になってプラスになるでしょう。

将来の監督候補を育成する機会にもなります。

そしていざという時には、すばやく監督を交代できます。

「損失の無い選択」と言っていいと思います。

リスクとして考えられるのは、監督と副監督の確執が生じる事です。

これを防ぐために、脇役に徹することを厭わない人の起用が重要ですね。

人選は、日本人から選ぶのが良いです。

すでにJリーグで実績を残している人の中から、脇役にも主役にもなれるタイプを選出するのがベストだと思います。

もともと外国人が監督になる場合、Jリーグで活動した経験の無い人だと、日本のサッカー・スタイルや日本人の特徴を把握するのに時間が掛かります。

アギーレさんの場合だと、それまで全然日本のサッカーを知らなかった感じなので、1年くらいは助走期間が続く可能性すらあります。

それを考えると、副監督にサポートをさせるのは、八百長疑惑がなくても有効です。

ぜひ検討してもらいたいです。


日記 2014年10~12月 目次に戻る