『日本国憲法の第9条は世界の宝だから、ノーベル平和賞を受賞させて、褒め称えつつ守っていこう』との市民活動が、続けられています。
この運動について、私は深く感動し、いち早く賛同して署名しました。
その事は、2014年9月18日の日記に書きました。
残念ながら、まだ受賞には至っていません。
だが、運動は着実に進化している!
それを昨日の東京新聞で知りました。
その進化ぶりを取り上げます。
(以下は、2016年2月3日の東京新聞から抜粋)
『憲法9条にノーベル平和賞を』の実行委員会は、今月2日に「181人の推薦人を集めた。賛同署名者は70万5千人を突破した」と発表した。
推薦人の数は、昨年の84人の2倍以上となった。
衆参両院の国会議員73人や、国内外の大学教授ら108人が、名を連ねた。
実行委員会とは別に、ノーベル賞委員会に推薦しているケースもあり、実際の数はこれを上回る可能性がある。
活動代表者の1人である鷹巣直美は、「戦争をしない憲法9条を広めていくことは、世界中の人にとって意味のあること。その主体は私たち1人1人で、皆がノーベル平和賞の候補者だ。」と呼びかけている。
実行委は、「安保関連法は戦争参加への道を開くもの」と考え、同法の廃止に向けて野党5党が選挙協力するように求める署名活動も続けている。
これまでに9700筆を集めている。
(抜粋はここまで)
2014年9月の時点では、「憲法9条にノーベル平和賞を」への賛同署名者は40万人でした。
ですから、30万人も増えていますね。
私は上でリンクを貼った当時の日記で、「外国にも賛同する人は居るはず。外国人にも活動を知らせたほうがいい」と書きました。
それを実行して頂いているようで、東京新聞の記事からは運動が世界的に拡がっているのを感じる。
私たちの勝利は近いのではないでしょうか。
この様な地道な活動は、パッと見ると地味で無駄に思えるが、長期的には大きな成果を生むことが多い。
私は、こうした活動を続けている人々を、心から尊敬しています。
ここからは、少し霊的な話をします。
私は10代~20代の時期に、「なぜ私は、日本に生まれたのだろう」と真剣に考えていました。
世界には多様な国があり、日本よりも魅力的に思える国もある。
その中で、なぜ日本だったのか。
数年前に、『神との対話』などのスピリチュアルな本に出会い、「私は自ら選択して、今の日本に誕生した」と確信できました。
で、「なぜここを選んだ?」と改めて考察した結果、『憲法9条』にたどり着いたのです。
今の日本は、憲法9条により、特別な国になっている。
世界の最先端をいく、世界をリードできる可能性を持った、特別な国なのです。
私の魂は、そこに魅力を感じ、その素晴らしさを享受しつつ世界に広めることを、今世のテーマの1つに選んだようです。
こう考えると、辻褄が合う感じがある。
憲法9条については、「世界の標準ではない。それを無くして、普通の国になろう。」との意見があります。
私は、この考え方は、貧しい考え方だと思う。
「普通の国」になって、どうする?
他国と違い、世界の先をいく分野があるからこそ、日本を誇れるのじゃないのか。
憲法9条の理念は、素晴らしい。
私の魂は、「戦争(武力・暴力)では真の解決はない」と知っており、私の心に一貫してそのメッセージを伝えてきました。
心の奥底から聞こえてくるそのメッセージは、1度もぶれた事はないです。
私は、そのメッセージを信じてきたし、これからも信じていきます。