消費増税と衆参ダブル選挙は、国民が求めていないから必要ない
(2016.5.11.)

久しぶりの日記更新です。

このところ地元の祭りの関連で忙しく、体調を崩したのもあり、記事を作成する余裕がありませんでした。

祭りは無事に終わり、疲労も抜けたので、再び熱心に記事を書いていく事にします。

本日のテーマは、安倍政権が進めようとしている『消費税の10%へのアップ』と『参院選に合わせて衆院選も行うダブル選挙』です。

消費増税については、「選挙直前に自公政権は、支持を上げる目的で、増税を先送りする」との観測もあります。

だが、以前にも先送りし(公約違反をし)、その時は選挙に持っていって「これが最後の先送り」と約束した。
さすがに『もう1度、同じ手を使う』のは無理ではないか。

「消費増税は、財政再建の手法として間違っている」との認識は、もはや日本人の常識となってきています。

8%にアップした後の不況や、困窮している人々の生活ぶりが報じられる中で、ようやく人々は『消費税の悪影響・不平等さ』に気付いてきました。

しかし、安倍政権は(自民党は)これまでの行動から路線変更はできない。

国民の支持はないと分かっていても、「消費増税による財政再建の路線」に固執するでしょう。

もし自民党が参院選を前にして、消費増税の先送りを公約したら、嘘の上に嘘を重ねることになる。

安倍政権は嘘ばかりついているから、しない保証は無いが、その禁じ手を使えば選挙では不利になるでしょう。

消費税については、むしろ下げる方が、景気は良くなるし貧富の差も解消されます。

増税するなら、カネを持っている人達を対象にしなければなりません。

いま話題になっているパナマ文書を見れば、『カネは、ある所には沢山ある』と分かります。

そこに切り込んで、ちゃんと徴税すればいいのです。

野党は、「消費税の撤廃」と「各国と提携して国際的な税逃れを撲滅すること」を公約にすべきです。

そういう意味では、この方向で努力している日本共産党は、えらいと思います。

安倍政権は、上記のように、消費税10%へのアップを先送りできないと考えます。

野党たちは、先送りや消費税廃止を明確にし、違う道を提示しましょう。

問題なのは、野党の中心にいる民進党に、消費増税に賛成な人がかなり居ることです。

民進党は、自民党議員と大差ない政策の人がいて、野党共闘の足を引っ張っています。

民進党内の右派(自民党と政策で一致する人々)には、本当に腹が立つ。

野党間で共闘しようと意見交換する度に、その和を乱す発言をするので、「自民党の回し者なんじゃないか」と思うほどです。

昨日か一昨日に、憲法学者の小林節さんらは、新党を立ち上げて国政選挙に参戦することを発表しました。

正直な話、野党の票を奪い合う形になりそうなので、あまり歓迎していません。

でも、「民進党のふがいなさに我慢がならない」という小林さんの結党理由は、とても理解できますよ。

今度の参院選では、「安倍政権は衆院を解散して、衆参ダブル選挙にするのではないか」との憶測が、よく報じられています。

確かに、憲法改正(実際には改悪)を目指す安倍政権は、勝てる目算があるならばやりかねない。

ダブル選挙の可能性について、大手メディアは何度も報じている。

私が気になっているのは、『可能性がどれほどあるかばかりを気にして、そこに正当性があるかを論じないこと』です。

ダブル選挙を国民は求めているのか。
ダブル選挙をした方が良いのか、しない方が良いのか。

この本質の部分に、大手メディアは切り込まないのです。

多くの国民は衆参ダブル選挙を求めていないと、私は考えています。

少し前に、熊本で大地震がありました。
家を失った人や、避難を続けている人が、たくさん居ます。

東芝や三菱自動車の大不正が発覚して、経済界も混乱している。

子供の6人に1人が貧困状態にあり、保育園に入れない待機児童は数多い。

日本は様々な問題が山積しています。

この状況下で、国民の大多数の関心は憲法改正には向いていません。

そもそも、衆院選は2014年12月に行われたばかりで、任期は4年なので『まだ任期の半分にもなっていない』のです!

14年の選挙にしても、『12年12月に行われてから、わずか2年での解散・選挙』でした。

おかしな話じゃないですか。

本来の任期は4年なのに、その半分以下で解散してしまうなんて。

それも、安倍首相の一存で決められるもので、国民の意思が全く介在していない。

選挙はカネがかかるし、政治の空白も生じてしまう。

首相の趣味や打算で、ポンポンとしていいものではありません。

ダブル選挙にする理由について、安倍首相からも自民党からも、国民に何の説明もない。

こんな状態でやるなら、『国民への裏切り』以外の何ものでもない。

ダブル選挙の目的は衆参で3分の2を獲ることで、憲法改正をしたいからとの事。

これは、完全に私欲ですよ。

国民の要求に基づいたものではなく、自分たちの欲望を満足させるためだけの行動です。

ダブル選挙の意図は、幼稚で腹黒い。

私は心底から怒っており、「ここまで国民をバカにするか。絶対に野党に転落させてやる!」と決意を固めています。

国民の事を考えたら、今の状況でダブル選挙なんて頭に浮かびませんよ。

安倍首相らの頭には、私情に基づいた憲法いじりと、権力欲の追求しかないのでしょう。

私は、だいぶ前に安倍政権を見限っています。

だから、消費増税と衆参ダブル選挙を行って自公が大敗するのは、嬉しさしかない。

その一方で、消費増税もダブル選挙も、国民の要求や生活実態を無視したものであるから、してはいけないと思う。

正直なところ、ダブル選挙は自公に不利に働くと思う。
自公政権の打倒を目指している私としては、喜ばしい展開とも言える。

しかし、「国民のことを考える」という公の観点から、私はダブル選挙に反対します。

わずか1年半で衆院を解散し、多くの国税や労力を消費していいはずがない。

衆院選挙を何だと思っているのか。自分の都合で開ける政治パーティーじゃないんだぞ。

それに、熊本の被災者たちを無視して、選挙にうつつを抜かす政治家やマスコミは見たくない。

その光景は、あまりに恥ずかしい。

恥ずかしいといえば、ずっと野党として自民党を批判してきたのに、自民党側に寝返った鈴木宗男は最低の人物ですね。

恥知らずの見本です。
彼を政治家にしてはいけない。娘ともども落選させましょう。


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