都知事選挙で野党統一候補が惨敗
私にはしなければならない事がある
(2016.9.4.)

およそ1ヵ月前の7月31日に、都知事選挙がありました。

知事をつとめていた舛添氏に、膨大な不祥事が発覚して、辞任を余儀なくされたためです。

この選挙では、自民党(与党)からは小池氏と増田氏の2人が立候補し、野党は鳥越氏を擁立しました。

与党は分裂してしまい、野党4党(民進、共産、社民、生活)は統一候補にできる人を模索して最終的に鳥越に決定した。

もともと、『自公の集票力』と『野党4党の集票力』は、かなり拮抗している。

だから、自公勢力が分裂する中、野党は一致団結したのだから、野党が勝てる選挙だった。

それなのに、結果は小池の勝利だった。

私は心底から悔しかったのだが、鳥越は野党支持層や無党派層から票を得られず、小池に大差をつけられて3位に終わった。

正に惨敗で、実に悲しい結果だった。

だが、それだけならばここで取り上げる事はなかったです。

私が衝撃を受けたのは、絶対に看過できないと思ったのは、惨敗後の鳥越氏と野党たちの態度です。

それを示すために、ここでしんぶん赤旗から抜粋しましょう。

(以下は、しんぶん赤旗日曜版2016年8月7日から抜粋)

都知事選で、野党統一候補の鳥越氏は134万6千票を獲得し、大健闘しましたが、及びませんでした。

共産党の推薦候補が100万票を超えるのは、1983年の革新統一候補以来です。

大勢判明後に、鳥越氏はこう述べました。

「私の力不足がこの結果につながった。

 しかし、野党4党や市民連合と共闘することで、十分な闘いができた。」

民進党の松原仁・都連会長

「野党4党の関係者と市民団体のみなさんの支援に感謝し、鳥越さんにも感謝を申し上げる。

 これからも闘い続けることを誓い合おう。」

共産党の志位委員長

「鳥越さんは、勝利できませんでしたが、大健闘されました。
 彼に心からの敬意を申し上げたい。」

(抜粋はここまで)

これを読んだ時、心の奥底から猛烈な怒りが沸いてきた。

「惨敗したのに、大健闘だと? ふざけるな!!!!!!!」、と思った。

選挙には勝ち負けがあるし、負けたこと自体は仕方ない。

だが、きちんと反省し、敗因を分析する必要がある。

鳥越および野党たちの態度には、反省がない。

「大健闘」との解釈・分析をするなんて、完全に反省を放棄していますよ。

この記事を読んだ時、「特大のハリセンで、鳥越と志位の後頭部をおもいっきりブッ叩きたい」と思った。

あまりのボケぶりに、激烈なツッコミを入れたくなった。

この選挙では、自民党が推した増田は2位に終わり、自民党は都連の幹部5人が総辞職した。

それに対して、3位になったのに野党たちは反省せず、責任を取る者がいない。

野党統一候補が鳥越に決まったのは、民進党の岡田党首の意向が大きく影響していた。

だから彼が9月の党首選に出ない事を決めた時には、都知事選について謝り、それが立候補しない理由の1つだと言うのかと思った。

だが、彼は言及せず、「自分は党を立て直す道筋をつくった」と自賛しかしなかった。

都知事選の結果への対応では、自民党のほうが立派だと言わざるを得ません。

民進党は、都知事選について反省も謝罪もなく、すぐに党首選に向けて浮かれる日々になってしまった。

「こういう民進党や共産党の無責任さが、多くの人が安倍政権に強い疑問を持っても政権交代が起きない真因だ」と、痛感しましたよ。

鳥越は、野党たちは、明らかに惨敗した。
勝てるいくさに負けた。

だから何よりも、1回はきちんと謝罪しなけれないけない。
投票してくれた方々には当然だし、投票しなかった人々にも、1回は反省の弁を述べなければならない。

私は待ちました。

鳥越陣営で選挙活動した人から、謝罪や反省の言葉が出るのを。

だが1ヵ月以上経ったが、すでに忘れられた事になったらしく、そもそも話題にも上らない。

この期に及び、私は決断することにしました。

『誰もしないならば、私がするしかない』と。

私はこれから、鳥越陣営を代表して、謝罪と反省をします。

7月26日の日記で、鳥越への投票を呼び掛けていたし、私もいちおう鳥越陣営の一員でしょう。

「お前が陣営を代表するな」と思う方もいるでしょうが、他に敗戦の責任を感じている者がいないのだから、仕方ないでしょ。

私にとって得になる事じゃないけど、誰もやらないのはマズイからするんです。

○ 東京都民および全国の皆さまへ

今回の都知事選挙では、鳥越俊太郎は野党の統一候補として出馬しました。

私たちが統一候補を立てたのは、多くの方が安倍政権の政治に怒りや不信を持ち、野党の共闘を求める中で、都知事選でも『野党の連携・協力』が必要だと判断したからです。

この選挙は、与党は2つの候補者で割れ、かつてないほどに野党に有利な状況でした。

しかしながら、私たちは支持を集められず、鳥越は3位での落選となりました。

この結果は惨敗であり、多くの方の失望をまねいたはずです。

鳥越に投票してくれた方、そうでない都民の方、都民以外で鳥越を応援してくれた方、そうでない国民の皆さま。

すべての方に、深く謝罪いたします。
まことにすみませんでした。

私たちの敗因ですが、様々な要因が考えられますが、何よりも『責任感のなさ』と『志の低さ』が大きいと思います。

その事実は、敗戦後に見せた鳥越や志位の態度やコメントに、如実に表れています。

惨めな結果を「十分な闘い」「大健闘」と評するのは、負け犬根性とかバカと言われても仕方ありません。

私たちの精神面の未熟さを見抜き、鳥越を当選させなかった都民の皆さまの慧眼ぶりには、脱帽です。

これからは、政治にもっと責任を持ち、惨敗を大健闘などと偽ることをせずに、精進してまいります。

失望や落胆をした方々の信頼を回復するために、全力で取り組んでいきます。

                                    以上

残念ながら、今の民進党には反省がまだ全く見られない。

それどころか、さらなるバカぶりを露呈しており、党首選に立候補した連中は「共産党とは選挙協力は検討するが、連立政権はつくらない」と語っている。

はっきりいって、共産党のサポートで民進党が復活してきたのは、有権者は皆が知っていますよ。

それなのに一向に感謝をしない民進党。
有権者がこれに不信感を持ち、「民進党は冷酷」と思わないはずがない。

ぶっっちゃけた話、民進党は「利用するだけ共産党を利用して、いざとなったら切り捨てればいい」と考えている。

それに有権者が気付かないとでも思っているのか?

「利用するだけして、ばっさり切り捨てる」、こういう姿勢を見せている限り、民進党が国民の多数から支持されることはない。

そんな事も分からない連中が、党首選で少し注目をされているだけで浮かれまくっている。

岡田党首は、党勢を回復していたし、悪くなかった。

なぜ彼が続投しないのかが、理解できない。

立候補を表明している蓮舫、前原、玉木よりも、岡田のほうが3倍くらい良いと思うのだが。

岡田には、共産党ら連携している3党への敬意が多少はあったよ。

結局のところ民進党は、野党共闘の中心(主導者)に共産党がいるのが、許せないのだと思う。

下らないメンツにこだわり、政権交代できるチャンスが広がってきているのに、それを逃しそうになっている。

共産党らとしっかりと協力し、連立政権を築く覚悟を示せば、もっと有権者は評価しますよ。

それを理解できない3人が党首を争うのを見ていて、「こんな状態だから共産党にリードされるんだぞ」と呆れています。

「民進党って、バカばかりじゃん」と思ってしまう。

野党4党よ、頼むから政治姿勢に「誠意」とか「責任」を持ち込んでくれ。

それをすれば、政権交代できる所まで来てるんだよ。

安倍政権は失点が続き、もう国民には支持されていません。

本気で野党が努力をすれば、政権交代は実現する。

仲間うちで牽制し合うのは、やめてほしい。

話は変わるけど、共産党も公開の党首選をしたほうがいいです。

共産党の支持が一定以上に広がらないのは、人事が不透明なのが大きいと感じています。

多くの人が参加できる形に党首選を改めれば、もっと支持層は広がるでしょう。


日記 2016年7~9月 目次に戻る