安倍首相はまだ辞めないのか…仕方ないトドメを刺そう
(2017.7.17.)

先日の都議選で、自民党は歴史的な惨敗をした。

ポンポンとひっきりなしに飛び出てきた、自民党(特に安倍首相の周辺)の様々な不正や不祥事や異常な言動。
それに国民がうんざりし、「こいつらダメダメじゃん」と気付いた結果です。

自民党は、それまでの最低議席数の記録を大幅に更新した。
それが速報で出た時には自民党関係者は幽霊のように気の抜けた状態となり、完全に目が死んでいた。

あの時は、実に良い気分になりましたね。
「ようやく国民は安倍政権にノーを突き付けたか。かなり判断が遅かったけど、これで政治は好転していくだろう」と安心しました。

この都議選の結果は、興味深い。

自民党の惨敗に皆の目がいったけど、民進党も惨敗だった。

一時期、『二大政党制』という言葉が流行り、「欧米(実際には英米)の政治は二大政党制で、それらの国は先進的だから、日本も同じ制度を目指すべきだ」と言う識者が多かった。

そして、「自民党と民主党がそれを担えばいい」と、彼らは言っていた。

はっきり言って、アメリカもイギリスも二大政党が裏で談合し、貴族みたいな特権階級が生まれていて、既得権益を守る政治をしている。
あまり先進的でもない。

どんな組織・権力も、長く続くと腐敗しがちです。
それに時代が変われば、人々が政治に求めるものも変化してくる。

それなのに2つの政党だけがずっと存続して、そこだけが政権を担当するなんて不自然かつ不合理です。

今回の都議選の結果(都民ファーストの大勝利、公明党と共産党の議席増)は、日本人が二大政党制を支持していない事も示していると思う。

もし日本に自民党と民進党しかなかったら、都民は今回は民進党に票を入れたと思うけど、それじゃあ都民の本心を表現できなかった。

良い事だよ、多様な政党があり、そこに自由に票を入れられるのは。

都議選では、公明党の立ち居振る舞いも目立ちましたね。

驚いたのは、国政で自民党と連立政権をつくっている党なのに、安倍首相と自民党の支持急落の中で、議席を増やしてしまったこと。

本来ならば安倍政権の悪政の責任を一緒に負う立場なのに、全くその素振りを見せずに誤魔化し、むしろ勢力を拡大した。
その無責任かつ計算高い態度は、吐き気をもよおすほどだ。見ていて深刻に気持ち悪い。

公明党は、国政では自民党と組み、都政では都民ファーストと組み、大阪では維新の会と組んでいる。

これを見れば、『何の理念もなく、権力と結ぶ事を最優先に行動している』のは明白です。

公明党は、理想を追求する党と宣伝しているが、実態は真逆である。

どの党よりも、打算し利害得失のみで動く。

自民党は大嘘つきだが、公明党のほうがさらに嘘つきだな。

しばらく前のテレビ番組で、公明党(創価学会)は信者たちに「テレビやインターネットで政治情報を入手するな」と命令しているのを知った。

ぶっちゃけた話、やばい新興宗教と大差ない。

信者たちに都合のよい情報しか与えず、考えないで盲信するように命令する。
危険な臭いがプンプンする。

いま安倍政権が裏で行ってきた不正が大問題となっているが、公明党(創価学会)も掘っていけばバンバン不正が出てくると思う。

ジャーナリストには、そこを追及していってほしいな。

都議選では、共産党は2議席増やして19議席となった。

これについて、彼らは(ウチは赤旗をとっているので知っているのだが)「躍進」と評して、喜んでいる。

だから駄目なんだよね。

自民党が大失速して議席を多く減らしたという事は、有権者が「どこか良い党はないかな?」と別の道を探したという事。

野党に強い追い風が吹く選挙で、2議席しか増やせなかったのは、あまり良好な結果ではない。

『不満の受け皿』にほとんどなれなかったのだから、むしろ反省すべき局面ではないか。

日本共産党は、議席が増えれば「躍進」、横ばいなら「大健闘」、議席減でも「健闘」と、いつも同じ調子で自己評価し、頭の柔軟性がない。

そういう点は、本当に未熟だな。

もっと分析能力を高めないと、国民の多数から信頼されるようにはならないです。

女性議員の比率が高いとか、政策が生活に密着したもので良いとか、傑出している点があるだけに勿体ないよ。

さて。

本題の安倍首相と自民党に話を移します。

私が都議選の結果を見て思ったのは、「国民はようやく安倍政権の本質に気付いた。その結果が出た。これで安倍政権はもう終わる」です。

「お灸を据えた」と甘く解釈し「これはレッドカードではなくイエローカードである」と説明する識者もいるが、過去にないほどの大敗をしたのだからレッドカードですよ。

国政の自民党議員たちは「あくまで東京都のことだ(国政選挙ではない)」と強弁しているが、東京都は日本で最も人口が多いし首都でもある。

そこでここまで支持を失ったのだから、深刻に受け止める必要がある。

私は、「この結果を受けて、安倍内閣は退陣して別の人が首相になるだろう」と思った。

なぜなら、それをすれば自民党の支持率が回復するからです。

ところが誰も「安倍さん、党のために辞めて下さい」と言わなかった。

これを見て、「ああ、やっぱりこの党に未来はない。自浄能力や自己改革能力が全くない」と痛感しました。

今の自民党は、世論や情勢を見極める者も、党のために行動する者も、いない。

石破や岸田といった次の首相候補と呼ばれる人達でさえ、きちんと苦言を呈することなく、様子見している。

根性なししか居ないんですよ。

はっきり言うと、美味しい思いだけしたい烏合の衆の集まりですね。

党に対する忠誠心がないから、問題が起きても見て見ぬふりをして、「何とかなるさ」と無責任な態度をしている。

多くの日本人が、上司の言いなりになるのを忠誠心の表現だと誤解している気がしてならない。

私が自民党議員だったら、「安倍さんの次の人を決めようじゃないか。それが党の再生につながる」と発言しますけどね。

安倍内閣が退陣したら、ここで連載している『安倍政権を見極める』シリーズも終了となる。

だいぶ記事数が増えたので、もういい加減に終わりにしたいんですよねー。

残念ながら自民党や野党たちに、安倍首相に辞表を出させる迫力がない。

しょうがないな、私がトドメを刺すか。

もっと記事を書こうじゃないか。

政治家やメディア人を見ていて思うのですが、「もう安倍政権は賞味期限ぎれ」と感じでいるのに、曖昧な態度をする人が多いんですよ。

まあ、それがどっちに転んでも失敗しない道だと考えているのでしょう。
意識的であれ無意識的であれ、保身をはかっている。

安倍首相とその仲間たちは、地位に居座るために嘘をつきまくっている。

本人達は必死でよく分かってないだろうけど、嘘だと国民に見抜かれているし、恥の上塗りを続けている状況です。

この醜悪な行動は、終わらせてあげる方がむしろ愛情でしょう。

あと、どうもほとんどの人に「安倍政権が終わったほうが日本は良くなる」との確信がないですね。

確信がないから、「安倍さんに説明責任を果たしてほしい」とか「反省してほしい」とか中途半端なことを言っている。
それでお茶を濁している。

安倍晋三が説明責任を果たすわけないでしょ。

する気があったら、今までにやってます。

その真実を理解しているのに、それを認める勇気がないからずっと「説明責任を果たしてほしい」と言っている。

安倍首相を見ていたら、『国民に本当の事を語るよりも、嘘をついて騙すことを選択している』と分かるじゃない。

正直になろう、真実を見よう、日本のみんな。

私には、「安倍政権が終わったほうが日本は良くなる」との確信があります。

だから迷いはない。

トドメを刺す行為は、ある種の嫌われ役だし、それを選択したくない心理も分かります。

いいですよ、じゃあ私がやりましょう。


日記 2017年7~9月 目次に戻る