なでしこジャパンについて思う事②
(2019.5.2&8.)

なでしこジャパンについて語る記事、第二弾です。

前回では、ボランチとセンターバックのスタメンが未だに定まっていない事を憂慮し、そのポジションについて書きました。

あと気になっているのは、サイドバックなんですよね。
だからまずそれを取り上げます。

なお、前記事に引き続き、選手名を書く時はできるだけ下の名前でいきます。

なでしこジャパンは4バックを採用していますが、サイドバックは右が清水梨紗さん、左が鮫島彩さんでほぼ固定されている。

私はこの2人を高く評価し、推してきました。
この2人が出た状態で昨年にアジアカップとアジア大会で優勝しているから、このままでいいと思ってます。

あとは控えをどうするかなのですが、私は有吉佐織さんも評価していて、彼女は両サイドをやれるから、「佐織さんを控えに置いておけばいい」と以前に書きました。

ところが、ここ1年くらいのなでしこジャパンの試合を観ると、佐織さんのスピード不足が気になってきた。

女子サッカーの強豪国は、ウイングに足が速くて突破力のある、エース級の選手を置くことが多い。
そうした世界トップクラスの選手とマッチアップすると、佐織さんだと縦にぶち抜かれる事が増えてきたのです。

もともと彼女はスピードの面がやや弱点だったのですが、怪我からの復帰後はさらにそこが弱点となってしまった。

高倉麻子監督も、そこを危惧して、彼女をボランチで使う事が増えているのだと思う。

W杯は日程がキツイので、サイドバックの控えが2人は必要。

で、佐織さんを選んだとしても、もう1人は呼ばないといけない。

しかし、色々な人が招集され試されてきたが、決定打を叩き出せた者は1人としていなかった。

そこで私が推薦したいのが、高瀬愛実である。

なでしこリーグを見ていない人だと(代表戦しか見てない人だと)、「えっ! 高瀬ってFWじゃないの?!」と思うでしょう。

実はこの選手、1年半くらい前だったと思うが、『右サイドバックにコンバート』されております。

愛実さんのコンバートを知った時は、かなり驚いた。FWで代表入りした事のある選手だし、実際に良いプレイを見せていましたからね。

しかし、彼女の所属するINAC神戸には、代表クラスのFWがひしめいている。
そうして愛実さんは試合に出られない事が増えていた。

だから「まあ、その選択もありか。とはいえ、かなり厳しいだろうな…」なんて思った。

彼女にとって幸いだったのは、コンバートしてすぐに試合で使ってもらえた事ですね。

たぶんINAC神戸の監督は、右サイドバックで良い人を見つけられず、愛実さんに声を掛けたのでしょう。

もちろん最初のうちは、ミスが多かった。位置取りが雑で、バックラインをかき乱し、しょっちゅうピンチを招いていた。

でもそのシーズンをこなしていくと、やがてリーグのサイドバックの平均点を超えてしまった。

愛実さんの良い所は、身体が太くて強いのに、けっこうスピードがある事。

あとは真面目な性格で、試合を通してサボる瞬間がない事。

INAC・TVという番組を見てて知ったのですが、この人はクソ真面目なんです。

特にINAC神戸でキャプテンに指名された後は、日焼けで黒々した顔を全く崩さず無表情で、つねに少し眉をしかめた感じで、出てくる言葉も飾らず愛想のない直言ぶり。

男っぽいタイプが多いなでしこリーグだが、その中でも目立つほどの「寡黙な男振り」である。

そんな人なので、チームへの献身さと、折れない心では傑出している。

「無骨」と「忍耐」という言葉ぴったりの、粘っこい守備で光を放っている。

で、私は「現在ではすでに、梨紗に次いで2番目に良い右サイドバックだ」と感じてます。

愛実と梨紗は、持ち味が全く違うんですよね。

梨紗は身体が細くてそこが弱点だが、読みの良さと抜群の位置取りで活躍する。

そういうセンスの良さは、愛実には無い。
耐えて耐えて耐え抜く、彼女の出身地・北海道の雪国ド根性スタイルだ。

愛実さんはすでに(FWとしてだが)なでしこジャパンでの経験が豊富なので、サプライズ招集しても実力を発揮してくれると見ています。

思い切ってW杯前に呼び、試してほしい。

次に左サイドバックですが、こちらは最近代表入りした、ベレーザの宮川麻都さんが良いです。

この人は、選手層が厚いベレーザで1年半くらい前から試合によく出るようになったが、最初は右サイドバックとかMFでも使われていた。

あくまで控えとして穴を埋める要員だったわけだが、半年くらい前からかな、左サイドバックで定着し、スタメンに昇格した。

麻都さんは、才能あると見てますが、まだ経験が浅いんですよね。

だから「W杯はどうかな~」と思ってます。

でも代表デビューしたし、調子が良いなら選ぶのもありかなと。

さて、ここで、少しサイドバックについて小話を入れようと思います。

私、なでしこジャパンの試合を観ていて、だいぶ前からある事が気になってます。

それは『スローインでサイドからボールを入れる時に、効果的な攻めに繋がることが無い』という現象です。

スローインだと、だいたいサイドバックの人がボールを投げ入れるわけですが、なでしこジャパンの場合、投げ手の筋力不足で距離を出せない。

このため、ボールを渡せる選手が限られてしまうので、相手に読まれてしまうのです。

結果的に、ボールをもらった選手にはガチガチのマークが付いている状態になり、もらった直後にボールを奪われる事が多い。

選手達のスローイン技術を見ていると、ほぼ練習をしていないと思う。

練習すれば、もっと距離を出せたり、正確性が上がったりするはず。

なでしこジャパンの場合だと、受け手に菅澤優衣香さんがいれば厳しいマークがあってもボールをキープしてくれますが、それ以外の選手だと身体をぶつけられるとぐらつき、ボールを奪われる。

だから優衣香さんが居ないと、スローインを取ってマイボールにしても意味がない(ボールを投げ入れるとすぐに奪われる)という感じになっている。

サイドバックがスローインの練習量を増やし、受け手の選手たちも連動してフリーの人を作るように工夫すれば、スローインからチャンスをもっと生み出せる。

なでしこジャパンは、フリーキックやコーナーキックの練習はかなりやってるみたいだけど、スローインの練習はしていないと思う。

「そのうち欠点に気付いて改善するだろう」と思い指摘しないできましたが、いつまでも努力の跡が見られないので、今回書くことにしました。

右サイドの清水梨紗さんは、特にスローインが下手ですね。

私はこの人の才能を高く評価してますが、スローインに関しては飛ばせる距離が短いし、ボールの精度も低いしで、「駄目駄目じゃんよ」といつも思ってます。

彼女は向上心が旺盛そうなので、こうやって指摘すれば努力して改善するでしょう。

サイドバックについては、もう1つ書きたい事がある。

それは、『清家貴子さんが右サイドバックにコンバートされたこと』です。

愛実さんの時と同じくらい驚きましたよ。

貴子さんは浦和レッズの選手ですが、10代後半の高校在学中にFWでデビューすると、いきなり得点を量産してリーグランキング入りする大活躍でした。

ゴール前での一瞬の切れ味が素晴らしくてDFを置き去りにできるし、シュートを打てば決定力の高さがあるしで、「将来は日本代表でバンバン点を取ってくれるのでは」と期待した。

ところが、大怪我をして1年以上も試合から遠ざかった。

復帰してからも、怪我の後遺症か、体力が戻らないかで、かつての輝きをなかなか取り戻せない。

私の見るところ、体重がありすぎなのが大きいと思う。
デビューした頃に比べて、5kgくらい増えているのではないだろうか。

「体重を落としたほうがいいな。かつての切れ味を取り戻せば、DFを振り切れるのに」と思いつつ眺めていたが、なんと今期から右サイドバックになっている。

私はかつて「貴子さんの課題は守備力」と書いた事がある。

彼女は、攻撃センスは素晴らしいのだが、守備でサボる事が多かった。

ぶっちゃけた話、守備でサボっても1試合に1点取ってくれればOKなのだが、そこまでの得点力はないので、「守備力を上げないと監督としては使い続けるのが難しいな」と感じていた。

そうしたところ、思いもよらず右サイドバックへのコンバート。

彼女にとっては正念場なのだと思う。ここで守備力を上げる事が出来たら、将来にかなり飛躍できるのではないか。

現状だと、まだまだ守備のミスが多いですね。
裏を取られてしまう事が多いし、ライン・コントロールを忘れてしまう事も多い。

でもそれは愛実さんも同じだったから。努力すれば克服できる。

身体を絞ってかつてのスピードを取り戻せれば、攻撃時にドリブル突破でも活躍できるでしょう。

話をなでしこジャパンに戻しますが、これまでに書いてきたボランチ、センターバック、サイドバック以外は、駒が揃っているし基本的に問題ないと思う。

むしろサイドMF(4-3-3だとウイング)とFWは、候補者が多すぎて、誰を選ぶかが混沌としてますね。

このところ、ベレーザのウインガー4人(小林里歌子、宮澤ひなた、植木理子、遠藤純)が台頭して、チームで熾烈なレギュラー争いをしている。

この4人は、全員がすでに代表入りした事がある。
才能豊かな選手が集まっているのは羨ましいかぎりだが、4人ともまだ若いので試合にバンバン出たほうがいいし、「成長するために別チームに移籍したほうがいいかもな」とも思ってます。

私の目では、理子と純の才能が残り2人を上回っていると思う。

特に理子さんは、以前に書いた事があるのですが、ドリブルの才能はずば抜けている。

なでしこリーグの選手で、ここ1~2年くらい最もドリブルが上手いのは、岩渕真奈さんと長谷川唯さんだった。

だが、もう理子さんが一番なのではないか。

理子さんの良い所は、急な切り返しがスムーズにできる事と、楽し気にドリブルする事。

切り返しが深いので、なでしこリーグのDFは1人だと誰も止められない。

理子さんは、リーグで最も楽しそうにドリブルする選手ですね。唯さんも及ばない。

だいぶ前の話ですが、男子の内田篤人選手が、「最も対戦したくない日本人選手は?」との問いにこう答えていた。

「乾選手です。なぜなら楽しそうにドリブルするから。
 楽しくドリブルする選手は、次にどんな動きをするのか予測できないので、
 やっかいなんです。」

私の見るところ、楽しくドリブル才能は、理子さんのほうが乾貴士よりも上だと思う。

そういう意味では、日本一のドリブラーになれる可能性を秘めている。

理子さんは、ドリブルする時の姿勢が美しい。そこも凄く気に入ってます。

元日にあった皇后杯の決勝戦は、ベレーザとINAC神戸のカードだった。

これはテレビで生中継され、私も見たが、左ウイングとして出場した理子さんは、INAC神戸の右サイドバック高瀬愛実とマッチアップした。

前述したように、愛実さんはリーグでも有数のサイドバックに成長してきてる。
だから好勝負になるだろうと楽しく観戦したが、結果として理子さんが何度もドリブルで抜き去り、大勝しましたね。

あれを見て、「本当に凄い選手だな」と改めて思いました。

最近はベレーザの選手も理子さんの能力を認め、試合が膠着して攻めづらい状況になると、理子さんに渡して勝負させている。

ベルギー代表でのアザール選手や、ブラジル代表でのネイマール選手みたいな扱いで、「困ってるからお前が何とかしろ」というパスが来るのだが、理子さんは少しも嫌がらず楽しそうにドリブルで仕掛けている。

あえて言うなら、理子さんはいつも外に開いてボールが来るのを待っているが、もっとポジションを工夫して、時には中に入ってボールをもらうといいですね。

ドリブルし易い形でもらえる動きを考えて、ポジショニングを勉強していったら、ドリブルの成功率が上がるでしょう。

理子さんの才能を買っているので、1つ助言をしたい。

もっとトップスピードに乗った状態でのドリブルを増やしてほしい。

ボールをもらった時に前方にスペースがあったら、ファーストタッチでボールを前めに置き、すぐに全速力の状態までギアを上げるべき。

これは、なでしこの他の選手たちにも言えるのですが、トップスピードにするとボールをコントロールする自信がないのか、スペースがあってもそれを活かさず、なかなかギアを上げないのです。

それじゃあチャンスを作れないし、観客もガッカリじゃない。

理子さんのドリブル・フォームは美しいから、スピードを上げても崩れないはず。

出来るだけ早く最高速度までいき、その状態でもボールを思い通りに運べるように練習すれば、日本一のドリブラーになると思うな。

ベレーザの若手ウイング4人のうち、W杯に連れて行くなら理子さんだろうなーと思っています。

でも、この4人はまだW杯のレベルに到達していないと感じています。

攻撃的なサイドの選手は、岩渕真奈、長谷川唯、籾木結花、川澄奈穂美、中島依美と、代表で結果を出してきた人材が揃っている。

この実績ある選手たちをどかすだけの力があるかと言うと、ないなー。今はまだ。

遠藤純さんは、まだベレーザで試合に出始めたばかりですが、柔らかいパスを出せますね。あと左利きなのも特徴。

良いものを持っていそうで、注目し始めてますが、まだ未知数な部分が多い。

今は、将来に代表で活躍できそうな選手の1人と言うにとどめておきます。

なでしこジャパンのFWですが、得点力とポストプレイの上手さから、菅澤優衣香さんと田中美南さんが最右翼です。

あとは、ボール捌きの上手い横山久美さんと真奈さんですね。

このところ高倉麻子監督が積極的に起用しているベレーザ若手4人衆のひとり里歌子さんは、よい選手だと思うけど、代表レベルに到達していないと思ってます。

ベレーザ4人衆から選ぶなら、私は理子さんを推します。

前述しましたが、なでしこジャパンのスローインは拙いので、キープ力のある優衣香さんと美南さんを受け手として置かないとボール保持が安定しない。
だから、どっちかは出場させておくべきだと思う。

スローインの場面なんてそんなにないじゃない、と思うかもしれないが、厳しい試合になればなるほど「クリアーしたボールがサイドに出てスローインに」という事が多くなる。

その場面でボールを良い位置に運びチャンスに繋げるか、すぐに相手に奪われてしまうかは、勝敗や体力の消耗や精神面への影響が大きい。
私はJリーグも含めて、スローインを日本人は軽視しすぎていると思ってます。

1トップなら優衣香さんと美南さんのどちらかで、2トップならもう一人は足下の技術に長ける選手にすればいいでしょう。

あと、なでしこジャパンは宮間あやさんが抜けた後、セットプレイのキッカーが定まらずにきましたね。

依美、久美、結花、唯あたりがキッカーを担当している状況ですが、なでしこリーグを見ていて結花がコーナーキックの精度で頭一つ抜けてきたと感じています。

結花さんが出てる時は、コーナーキックは任せていいんじゃないかなあ。

最後はGKですが、正GKは山下杏也加さんで決まりでしょう。

ここ数年の実績でナンバーワンだから、確定している。

控えGKですが、池田咲紀子さんと山根恵里奈さんが良い。

咲紀子さんは、代表で控えGKをしてきましたが、結果を残してきている。
浦和レッズでのプレイも、安心して見ていられるし。

恵里奈さんは、スペインリーグに移籍したので、どんな状態か分からなかったが、このあいだ久しぶりに代表に呼ばれてプレイを確認したけど、成長している。

彼女の弱点は動きの鈍さとキャッチ・ミスの多さだった。
これがかなり改善されていて、動きが普通の選手並みになっていたし、キャッチングも安定していた。

こうなると、彼女の長所である身長の高さも、評価したくなってくるよね。

GKは、3人連れて行くなら、上記の3人で決まりじゃないかな。
2人にするなら、控えをどっちにするかは監督の好みで決めていいと思う。

さて。

全てのポジションについて意見を書いたし、そろそろ今記事も終わりにしますが、選手たちを下の名前で記述した感想を述べないわけにはいかない。

やってみてまず気付いたのは、「何度となく選手名を見てきたにも関わらず、下の名前は憶えてない」という事実。

新聞でもテレビでも皆が上の名で呼ぶので、そっちは憶えるのだが、下の名まで憶えている選手は数人ほどだった。

結果的に、今記事を書く途中で、何度もネットに繋いで下の名を調べる事になりました。

そんなネット検索を繰り返すうちに、なんか選手への愛情が少し増しましたね。

基本的に、相手を呼ぶ時には、下の名で呼ぶほうが親しみを持っている感じがするものだし。

なにより田中、清水、長谷川、山下、あたりは、非常に多い名なので、それだけ言われても誰だか分かんない。

このウェブサイトは歴史を扱った記事も多いですが、人物名を記す時に下の名のほうがいいなと思うんですよ。

例えば織田信長や豊臣秀吉を書く場合、「織田」「豊臣」ではなく、「信長」「秀吉」と書くじゃないですか。

織田だと、信長なのか信秀なのか信勝なのか有楽斎なのか分からないでしょ。

だから現代の人を記す時も、例えば安倍晋三だったら「晋三」、本田圭佑なら「圭佑」と書いたほうが分かりやすいし、その人の人格にもダイレクトに向かえると思うのです。

もともと上の名で記すのが主流になったのは、家というのが重要視されていたからだと思う。

家系で身分が固定されていたり、血筋が重視されてたから、上の名で記すのが好まれてきた。

でも、もうそんな時代じゃない。

こう思っているので、私のサイトでは徐々に下の名で記すのが増えていく。

「下の名」スタイルに移行していき、それで日本全体を引っ張って、日本社会そのものを変えてやろうと思ってます。

そのお試しとして、なでしこの選手達を活用させてもらいました。

楽しく書けたので、大成功でした。

上の名で書くとドライな雰囲気になり、それがメリットになる場合もあるのだが、私としては下の名で書いたほうが楽しいですね。

最後におまけで、なでしこ選手2名の話をします。
「下の名」を調べるためにネット検索をかけたところ、ちょっと面白い事を見つけたので、報告したい。

まずは鮫島彩さん。
この人は「あや」という名なのは知っていたが、どういう字だか憶えていなかったので、検索して調べた。

そうしたところ、ブログをやっているのを知り、ついでなので足を運んだのです。

行ってみると、最新の記事が表示されたが、そこには「お久しぶりです。またまたパスワードを忘れて、インできませんでした」と冒頭にあった。

めっちゃくちゃやる気のないブログで、ほとんど更新のない状態だと、こう書いて「ごめんねー、許してちょ」みたいにアピールするパターンがあるんですよ。
まあ、本当にパスワードを忘れているだけなのかもしれませんが。

「そのパターンか…」と、彩さんの性格がかなり分かった気がした。

読み進めると、「そんなわけで、このブログは4月30日をもって閉鎖します。これからはインスタでやっていきます!」とあった。

ちょうど私が訪れた日が、4月30日だった。
「あれ、今日で終わり? マジ?」なんて思ったのだが、どうも本当に閉鎖したらしい。

5月8日現在、記事は全て削除されています。

どうやら、私は最終日に駆け込みセーフで彼女のブログを拝見できたらしいのです。
何かの縁があるのでしょう。

閉鎖する場合でも、更新を止めるだけで記事は残すとか、重要な記事だけは残すとかの人も多い。

あっさり全部を削除してしまう様を見て、彩さんの性格がさらに分かった気がした。

次は川村優理さん。

この人は、私がすごく好きな選手なので、下の名の「優理」もしっかり憶えていたのだが、万一間違えるといけないので(改名する人も極稀にいるしね)確認のためにネット検索した。

そうしたら優理でやはり合っていたのだが、ついでなので彼女の在籍しているアルビレックス新潟のサイトに行ってみたのです。

すると浦和にいた北川ひかるさんが移籍加入していて、「へー」なんて思った。

で、さらについでで、優理さんの個人紹介ページにまで進んでみた。

そこでは身長・体重といった基本データの他に、選手が質問にいくつか答えている。

まず「今年の目標」を見たら、「復帰」になっていて、怪我のリハビリが続いているのが感じ取れ、私の心は沈んだ。

目を下に移していったら、「いつかやってみたいこと」という項目もあったのだが、「海外永住」とあったのでひどく驚いた。

海外移住だとそこそこあるのですが、「永住」となるとその国の国籍を取得するイメージだし、ほとんどないと思うのです。

人生の最終地が日本じゃないわけですから。

これを見た時、優理さんの人柄の奥底が、なんか見えた気がした。

私は以前に記事で、優理さんが海外リーグに行って選手としてさらに成長することを勧めた事がありました。

そうしたら優理さんは少ししてアメリカ・リーグに移籍し、私は大いに期待したのだが、結果的には大怪我をしてほぼプレイできずに帰ってきた。

そうしてリハビリが続き、W杯の出場も逃してしまった。

私は「優理、すまん。海外移籍を勧めたのは間違っていたのかもしれない」と思いながら過ごしてきた。

そうしたところ、やってみたいことに「海外永住」と書いてるのを見つけたわけです。

とりあえず、アメリカ・リーグへの挑戦が嫌な思い出になっていないのは確かだ。

もしトラウマになってたら、「海外永住」の発想ないでしょ。

なんか安心した…。
そして優理さんはやはり只者じゃないなと。

彩さんと優理さんのこのエピソード見るだけでも、なでしこには面白い奴がいると分かるはず。

女子サッカーを取り上げる番組や記事では、そういう彼女達の本性に迫る視点がもっとあればいいのにと思う。

それが出来ればファンがもっと増えると思うんですけどねー。


日記 2019年4~6月 目次に戻る