『私はコロナ・ワクチンを打たない・前編』では、苫米地英人さんのコロナ・ワクチンの解説を紹介しました。
後編は、このワクチンについて私の感想と対応を書いていきます。
まず重要なのは、今回のワクチンが「新タイプの(新技術を用いた)ワクチンだ」という事です。
研究中で、動物実験をしている段階だった、mRNAを使う新技術。
それを使ったワクチンが、安全性が上がったわけでもないのに、根拠もなく突然に承認されて、いきなり大量の人間に投与され始めたわけです。
マス・メディアの「ワクチンを打て!」の大合唱から離れて、よ~く考えてみると、かなり危険な事をやっていると感じます。
先日にテレビ番組にて、二木芳人という医師(大学教授)が、こう述べていました。
「(日本では)先行的に、医療従事者2万人をモルモットにして(ワクチンを)打ったわけです」
こういうコロナ・ワクチン投与の本質を突く解説は、テレビでは少なかったのですが、さすがに状況は変わってきたようですね。
すでに、日本よりも早くワクチンを打ち始めた他国や、日本で先行してワクチンを打った方から、副反応(副作用)の話がかなり出てきています。
特に2回目の接種をした時に、強い副反応が出ている。
そのため、日本政府が東京オリンピックをにらんで全力で国民にワクチンを接種させようとする中、「大丈夫なのだろうか」と多くの国民が心配し始めています。
数日前に、日本政府が力を入れて設置した『大規模接種の会場』が、「ふたを開けてみたら人が来ず、ガラガラの状態である。なんでこんな事になった?」と、戸惑いのテレビ報道がなされていました。
会場が遠いので行くのが大変だからとか、地元で接種できるようになったからだと、その番組では解釈してましたが、ワクチンを接種したくない人が増えているのも一因と私は見ています。
コロナ・ワクチンを忌避する日本人が、徐々に増えてきている。
私はそう見ています。
私自身が、ワクチンを打ちたくないので、彼らの心理がよく分かります。
ワクチンを疑問視する人が増えている理由ですが、まず最初に言えるのは、『今の日本政府(菅義偉・自公政権)が国民から信用されていない』のが大きく影響してます。
前政権の安倍晋三・自公政権の時からそうだったのですが、政府はコロナ・ウイルスへの対応でずっと迷走しています。
国民に外出を控えさせる一方で、観光産業を盛り上げる「GOTOキャンペーン」を開催するなど、意味不明の行動(政治)を連発しています。
直近でも、皆を守るために不要不急の外出はやめましょうと言いつつ、東京オリンピックに皆で参加して盛り上げようと言う始末です。
さらに安倍政権の時には、国民をあざむくために、自らの汚職を隠すために、公文書の改竄にまで手を染めました。
「そんな連中を信用できるわけがない。あいつらが何かを強く勧めてきたら、むしろ疑ったほうがいい」くらいの感覚が、国民の中にはあります。
菅政権がワクチン接種を国民にさせようと力むほど、「ん? なんか怪しいぞ」と感じる環境が出来上がっているわけです。
次に、今回のワクチンは長期的な評価が成されていません。
これもワクチン接種に国民が尻込みする理由でしょう。
日本政府やワクチン専門家と称する人が、「このワクチンは安全です」と言うのは、嘘なんですよね。
「長期で見た安全性が確認されてないワクチンですが、実験的に人々に投与したところ、とりあえず短期的にはコロナ・ウイルスに有効性があると分かりました」
これが、正確な説明です。
政府も専門家の多くも都合の良いことしか言わないから、怪しまれてしまうんですよね。
ワクチンは、短期的な評価だけではダメで、長期での人体への影響も見なければなりません。
これはワクチンだけでなく、新しい医療技術や製薬の全てに言えることです。
今回のコロナ・ワクチンは、長期的な視点をすっ飛ばして、検証なく「安心だ、安全だ」と宣伝するので、いかがわしさを感じてしまうのです。
私が異常だと思うのは、ついこの間までファイザー製のワクチンについて、10代の若年層には安全性への疑問から打たせない事になっていたのに、ファイザー社と米政府が「大丈夫だよ」と言ったら、日本政府が鵜呑みにして「12歳以上なら接種してもいい」と決めたことです。
ちょっと待てと。
ワクチンを作った会社と、その国産ワクチンを売り込みたい米政府が「大丈夫だ」と言っても、安全は担保されないでしょうが。
日本は独自に調査して検証しないと駄目じゃないか。
コロナ・ワクチンは、今の日本では大手メディアが「救世主」みたいに宣伝してますが、実体は「商品」なんです。
日本はお金を出して買ってます。
商品を作った会社が「安全です」と言っても、きちんと調べないと危ないでしょ。
そのステップを経ないで、盲信してしまう日本政府は、責任を放棄し、思考停止になっていると言わざるを得ません。
コロナ・ワクチンに使われている新技術は、危険性を指摘する方がけっこう居ます。
遺伝子のレベルで治療を行う新しい技術だから、どうなるか未知数だし、もっともな懸念ですね。
結局のところ、人体で試してみて(今それが世界的に行われている)、5~10年を経てみないと、安全か危険かは確定しないでしょう。
コロナ・ワクチンの投与(接種)を「人体実験」と評する人が居ますが、的を得た表現だと思います。
「世界規模での壮大な人体実験が進行している」のが、今の状況です。
だから、その人体実験に自分も加わるか、距離をとって様子を見るかの選択なんですよ。
この選択を、各人がしなければならないのです。
で、私は様子を見ることにしたのです。
ファイザー製のコロナ・ワクチンを日本で接種した方のうち、厚生労働省の把握しているだけで、すでにワクチンが原因で196人が亡くなっています。
これは接種者が多いとはいえ、非常に大きい死者数です。
はっきりいって、コロナ大流行でパニックになっている現状でなければ、すぐに接種を一時停止して調査を始めるレベルの被害です。
ワクチンを打った後に、体調が悪くなる人が多いので、接種後に薬を渡したり、翌日は仕事を休むよう勧めたりしてますが、私の知るかぎりそんなワクチンは他にはないです。
「かなり大胆で危ない橋を渡る事業を進めているな、それも自覚なしに」と、やや呆れてます。
コロナ・ワクチンの問題の1つは、コロナ・ウイルスへの有効性がいつまでか分からない事です。
ウイルスが変異してしまうと、効き目が落ちてくるわけです。
それで変異株が次々と出ているので、ワクチンの専門家は「2回ワクチンを接種した人でも、1年後に3回目を接種することになる」と言い出してます。
つまり、安全性が担保されてないものを、3回も4回も打たなければならない可能性があります。
こうした異常さがあるから、「ワクチンには毒物が入っている。世界の人口を削減するための陰謀が進められている」と解釈する人も出るのです。
コロナ・ワクチンについては様々な評価や解釈があり、現状ではどれが正解か分からないですが、私の対応はシンプルです。
「よく分からないものを自分の体内に取り込む必要はない。だから様子を見る」、これです。
私はもう10年以上も腕に注射をしていません。
普段から飲んでいる薬は1つも無いし、健康体です。
全身の機能が順調に働いています。
風邪を引くのは1年に1回くらいだし、インフルエンザにかかるのは4年に1度くらいです。
インフルエンザにかかっても医者に診てもらわずに、寝て過ごして治しています。
健康に自信があるし、もしコロナ・ウイルスにかかっても重症化しないと思います。
だから、あえてリスクのあるコロナ・ワクチンを打つ気になれないのです。
また、子供の頃にアトピー性皮膚炎と喘息を患っていて、元が敏感な体質なので、ワクチンのほうが自分には危険かもしれないと思ってます。
私は酒も煙草もやらず、外出も少なくして静かに暮しているので、それほどコロナ・ウイルスへの恐怖心がありません。
むしろ「コロナ・ウイルスという敵に勝とう」といった切迫した掛け声を聞くと、「いや、コロナは敵じゃないし。単なるウイルスの1つだし、向こうに悪意はないでしょ」と思っちゃうんですよね。
勝手にウイルスを敵視して、戦争をしている気分になってる人達を見て、「だいぶ心を病んでいるなー」と呆れてます。
そもそも私は、病院の雰囲気が嫌いだし、注射も嫌いです。
ワクチン接種で最低でも2回、病気でもないのに病院に行って、嫌いな注射を打つなんて、それだけでドン引きです。
それが評価の定まらないワクチンとなれば、打つ気持ちがゼロになるのも当然でしょう。
いま日本政府は、病院ではない所で大規模接種を進めてますが、接種直後に大きな副反応を示す例もあるワクチンを、病院でない所で打つなんて私は考えられないですね。
慎重かつ疑り深い私は、コロナ・ワクチンについて「3年は様子を見よう」と思っています。
ワクチン接種で先行したアメリカでは、昨年(2020年)の10月くらいから接種がスタートしています。
だから2023年10月までは様子を見ようと思います。
その間に、ある程度までこのワクチンの人体実験の結果が出るはずです。
それを見て、打つか打たないかを決めます。
状況次第では、さらに様子を見る可能性もあります。
私は、ワクチンをあまり信用していません。
なぜかというと、『子宮頸がんのワクチン接種』を日本で行った結果、深刻な被害が出て、集団訴訟になったのを知っているからです。
もっと前にも、B型肝炎の予防接種で甚大な被害が出ています。
『子宮頸がんのワクチン接種』では、若い女性で副反応(後遺症)に苦しむ人がかなり出ています。
それを取り上げたテレビ番組で、健康だった10代後半の女性が歩くのも困難になった姿を見て、衝撃を受けました。
今回、子宮頸がんワクチンの訴訟がどうなっているかをネットで調べたところ、驚くことに日本政府はまだこのワクチンを承認し続けています。
あれだけの被害者が出たから、当然ながら禁止になったと思っていたので、愕然としました。
このような日本政府の対応を見ると、コロナ・ワクチンでトラブルに見舞われる人が続出しても、切り捨てられる可能性がぬぐえません。
その点からも、ワクチン接種は慎重に検討する必要があると思います。
コロナ・ワクチンの問題点が明らかになるつつある今、日本では打ちたい人と打ちたくない人が半々くらいになってきたと見ています。
で、打ちたいか打ちたくないかは、その人の職業や生活状況が大きく影響すると思います。
高齢者、接客業の人、医療従事者、外で酒を飲むのが好きな人、スポーツするのが好きな人などは、打ちたいと考える人が多いのではないでしょうか。
あとは、医者にかかったり、薬を処方されるのが好きな人は、ほとんど疑問を持たずに接種している感がありますね。
私は人工的なものを極力、体内に入れたくないタイプです。
自らの経験から、そのほうが長期でみて健康を維持できるからです。
しかし私と真逆で、どんどん体内に人工物を取り込みたい人も居るわけです。
例えば、薬とかサプリメントを何種類も飲んでいる人が居ます。
薬やサプリメントをいくつも飲む人って、「そのうち1つ2つが外れでも、当たりもあるだろう」とか、「5つのうち3つが効けばいい」といった考えがあると思うんですよ。
そういった人からすると、コロナ・ワクチンは「変異株が出て有効性が落ちたら、また新しいのを打てばいい」とか、「とりあえずワクチンのどれかを打っておきたい」という位の、気軽な存在なのかもしれません。
極端な話、「ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製の3種を打てば、どれかは確実に効きます」と言われたら、「全部お願いします」と応じる人もいると思います。
また、新しもの好きで、流行に乗るのが好きな人だと、「今回のワクチンは新技術を使ってます」とか「いま世界中の人が接種しています」とか言われると、信用してすぐに打つのだと思います。
私は古いものに魅力を感じる気質で、流行に全く乗らない人なので、今のコロナ・ワクチン狂騒曲に眉をひそめています。
変異株が出てきたら効かなくなるワクチンって、言い方が悪いかもしれませんが、半年や1年で時代遅れになる旧式のパソコンみたいなものじゃないですか。
「そんなものに、そこまで飛びつくか?」と思ってしまいます。
私は、コロナ・ワクチンを打たずに様子を見ます。
下界の動きを天界から眺める仙人のような、穏やかな悟りきった心境を保ちつつ、コロナ騒動を観察していこうと思います。
今までの人生経験から理解したのですが、こういう騒動の渦中に飛び込むと、身がもたないです。
荒波にもまれて右往左往するのは、私の好みじゃないし、疲れるので嫌なのです。
コロナ・ワクチンの行列に並ばず、騒動から距離をとって、のんびり行かさせてもらいます。