2日前に、モデルナ製のコロナウイルス用のワクチンに、異物が混入していた事が報告されました。
私はコロナ・ワクチンを接種してませんが、もし自分がモデルナのものを打っていたら、完全に「涙目」になり、ショックで「寝込んで」いたでしょう。
これは大変な事件で、パアッとやり過ごしてはいけないと思います。
だから日記で取り上げる事にしました。
この事件は、きちんと解決するには、いくつもの点を調べ上げて公表する必要があると思います。
後述しますが、死者も出ていると思われるので、最低でも5年は対象のワクチンを打った人の健康を観察していかなければならないと思います。
まず、どのような事件なのかを、わが家がとっている東京新聞の記事から抜粋して書き出します。
〇以下は東京新聞2021年8月28日から抜粋
厚生労働省(厚労省)は、モデルナ製のワクチンについて、『5都県の8ヵ所の接種会場で、計39本の未使用の瓶から異物が見つかった』と発表した。
そして、同じスペインの工場で同時期に作られた3ロット、計163万回分のワクチンを、使用しないように要請した。
この163万回分は、日本国内の863ヵ所の接種会場に納入され、共同通信の集計では、少なくとも19都府県で18万回が使われた。(※後述するが、50万回以上が使われた可能性が高い)
厚労省は、問題のワクチンを打ったか接種済証などで確認できるよう、ロット番号を公表した。
ロット番号は、「3004667」「3004734」「3004956」である。
厚労省は、体調が悪くなったら医師などに相談するよう呼びかけている。
(※テレビ報道で知りましたが、異物が入っていたのは「3004667」で、「3004734」「3004956」は同じ時期に同じ製造ラインで作られたものです)
ワクチンに入っていた異物は、製造ラインで混入したと考えられ、「黒い小さな物質だった」との証言が複数ある。
金属片の可能性もあるという。
海外では、ゴム片が混入した事件も報告されている。
なお、モデルナ製ワクチンの日本国内における販売や流通を担当しているのは、武田薬品工業である。
河野太郎・ワクチン接種担当大臣は、使用を止めた163万回分のワクチンのうち、「50万回強はすでに接種済みと把握している」と述べた。
つまり、3分の1が接種された事になる。
厚労省が異物混入の発表をしたのは、8月26日の午前3時半からで、オンラインで行われた。
東京新聞の担当記者には、0時40分ごろに厚労省の広報室から連絡があった。
「今夜中にワクチン関連の発表をする。その内容は現時点では言えない」との連絡だった。
発表されて、ワクチンの使用停止が伝えられると、大騒ぎになった。
それにしても、なぜ真夜中に発表したのか。
モデルナ製ワクチンの国内供給を担当する武田薬品が、異物の混入を厚労省に報告したのは、8月25日だった。
その日のうちに厚労省と武田薬品は協議し、田村・厚労大臣にも相談して、使用の停止を決めた。
だが、異物混入の情報は、接種会場から8月20日、23日、24日にも、すでに報告されていた。
そもそも武田薬品には、6月15日に異物混入の情報が入っていた。
埼玉県の大規模接種会場で見つかり、回収と交換が行われた。
その後、8月13日に4本、20日にも15本の異物混入が、埼玉県で見つかっていた。
武田薬品は、「異物混入のトレンド(傾向)が出てきたから、厚労省に報告し対応した」と言う。
厚労省の予防接種室は、「ワクチンに限らず、ゴム片などが混じっているのは、あることある」と言う。
ワクチン問題の取材をしている「おしどりマコ」(この人は、福島原発事故の取材でも有名です)は、8月20日に文化庁の職域接種で問題のワクチンを打った。
彼女の体調に異変はないが、「厚労省の会見では、何かあればかかりつけの医師に相談してほしいと言うだけだった」と批判する。
問題のロットのワクチンは、日本で50万回以上も接種されたと思われるが、厚労省は具体的な接種会場を明かしていない。
江良俊郎(危機管理広報会社エレックスの社長)
「ワクチンに異物が混入していたとだけ公表すると、全面的にワクチンを回収しなければならない。
だから厚労省は、まずロットの特定作業に動いたのだろう。
製造場所がスペインだから、連絡が取りにくいなどもあり、手間取ったのではないか。」
保田行雄・弁護士(薬害エイズ事件を刑事告発した人)
「異物混入が分かってからも、なぜ同じ製造ラインのワクチンの使用を認めていたのか。
何か症状が出てからでは遅い、というのが薬害事件の教訓だ。
早々に発表し、接種を止めるべきだった。
そうしなかったのは、菅政権が接種数を増やすことばかりに腐心しているからだ。
接種を促す上で大切なのは、問題が生じたらきちんと行政が対応する安心感だが、今の政府には欠けている。」
原田文植(国立感染症研究所の元研究員)
「今回のことは、とにかく疑問が多い。
発表した分だけの問題なのか。製造時になぜ混入したのか。発表が遅れたのはなぜか。
1つ1つ丁寧に説明しないと、ワクチン接種は広まらない。」
〇以下は東京新聞2021年8月29日から抜粋
モデルナ製ワクチンの一部から異物が見つかったが、「使用を止めた問題のワクチンを接種した30代の男性が2人、死亡した」と厚労省は発表した。
異物が見つかった瓶と同じロットではないが、同じ時期に同じ工場で製造されたロットだった。
(※死亡した2人が接種したのは、ロット番号「3004734」である)
死亡とワクチンの因果関係は調査中である。
亡くなった男性は、38歳と30歳で、基礎疾患やアレルギー歴はない。
それぞれ8月15日と22日に2回目の接種をし、翌日に発熱して、2日目には軽快したが、3日目に亡くなった。
このワクチンは、スペインのロビ社が製造したもので、異物は磁石に反応する金属の可能性がある。
体内に入っても健康被害は限定的との見方もある。
使用が停止されたロットを接種した都内の女性(47)は、「足が震え、血の気が引いた」と語る。
この女性は、8月25日に東京都港区の大規模接種会場で接種を受けた。
異物の混入は、8月16日以降に断続的に見つかり、武田薬品に報告されていた。
女性
「報告されたのに、なぜ8月25日まで接種させたのか。
男性2人の死亡が報道され、自分にも起きるんじゃないかと不安でしょうがない。
行政からは何の連絡も確認もなく、私は放置されている。
身体に異物が一生残るかもしれない。情報を出してほしい。」
厚労省によると、ワクチン接種後の死亡報告は、ファイザー製が991人、モデルナ製は11人があがっている。
いまのところ厚労省は、ワクチンとの因果関係は「認められない」か「評価不能」としている。
(※東京新聞からの抜粋はここまで)
私が上の東京新聞の記事を読んでいて違和感を持ったのは、異物混入の疑いのある3つのロットのワクチンについて、「接種を見合わせた」とか「接種を停止した」と書かれていた事です。
これだと、問題がないと判断されたら、3つのロットのワクチンを再び使用すると読み取れます。
事実、テレビを見ていたら、コメンテーターには「厚労省が審議して問題ないと判断したら、使えばいい」と言う方がいました。
普通で考えたら、商品に異物が混入していたら、全部を回収して廃棄するでしょ。
ましてやこの商品は、人の体内に入れるものなんですよ。
私が本当に異常だと思うのは、商品に異物を入れたまま販売し流通させるという、企業がやってはいけない事をモデルナ社と武田薬品が起こしたのに、批判する事をマスメディアが一切してない事です。
これが食品に金属片やゴム片が混入していた場合だったら、いったいどんな管理や検査をしているのかと、猛批判されるでしょう。
普通ならば、人体に影響が無かったとしても、モデルナ社と武田薬品は謝罪会見をしなければならないです。
そういう話にならないのは、異常としか言いようがないです。
今の日本では、コロナ・ワクチンが聖域になってますね。
とても気味が悪いです。
今の異常な世相を描くために、さらに書いていきます。
テレビ番組「Nスタ」と「女性格闘家の証言」を取り上げます。
〇以下はテレビ番組「Nスタ」の8月27日放送から抜粋
松本哲哉(国際医療福祉大学の教授)の話
「コロナ・ワクチンの注射針は、内径が0.25mmである。
目視で確認できる位の異物ならば、注射針を通る事が出来ない。(つまり体内に入らない)
万が一、体内に入っても、重大な健康被害が起こる事は考えにくい。」
寺嶋毅(日本感染症学会の専門医)の話
「異物の成分が何かにもよるが、筋肉注射なので、異物が血液の中に入って体内を巡り病気を起こす事は考えにくい。
ワクチンを製造するのは極めて清潔な環境で行っているので、異物が感染症を起こす事も考えにくい。」
(抜粋はここまで)
私は上のNスタの報道(専門家の意見)を、ユーチューブで見たのですが、コメント欄には数々の突っ込みや意見が書いてありました。
なかなか説得力があり、一般人の気持ちも現れているので、一部を紹介したいと思います。
〇上のNスタの報道に対するコメント
「(混入した)金属の成分が分かってないのに、健康被害はないと言える事に驚き」
「ワクチンの製造を清潔な環境で行っているなら、なんで異物が入るんだよ」
「金属片が入っているとの話はデマだって言ってたけど、本当だったじゃん」
「針を通る微細な金属の物が、含まれていないとは言い切れない」
「目視できる異物なら注射針を通らないと言ってるけど、0.25mmって余裕で目視できるよ。ぶっちゃけ0.025mmでも目視できるし」
「磁石がくっつくという話は本当だったという事ですよね」
「そもそもワクチン(自体が)が異物」
「この事件が起きる前に、ワクチンに異物が混入する事はあるか?と聞いてたら、完璧な検査体制なので考えられないと言ってたでしょうね」
「健康に問題がないから大丈夫だ、という事じゃないでしょ。そういう対応が不信感を抱かせるのだ」
「2002年に粉末ICチップが出来てたもんね。金属は注射針を通らないと思ってる人が多そうだね」
「0.25mm以下のは入ってるって事ね」
「スペインの小さな会社に製造を委託してるから、やっぱり信頼できないよ」
「(そもそも)マスメディアに出ている医者は、ワクチンを否定できない(否定する人は起用されない)」
「武田薬品が検査をしてると思ってたが、無検査なのか」
「モデルナ・アーム(の症状)は異物混入が原因かもな」
「金属アレルギーの人は平気なんですかね。意外と金属アレルギーの人は多いと思うけど」
「体内に注射で金属片やゴム片が入ったとして、体から排出されるのかが知りたい」
「おいおい代わりの(モデルナ)ワクチンを順次配送って。すぐに打つのか」
「うわっロット番号が当たってた…。注射した時すごい激痛が走り、エアガンを至近距離で打たれてBB弾が体内にめり込んだかと思ったくらいだが、異物だったのか…。頭痛がずっとしてるから、1週間ずっとロキソニン服用中」
「主人がこのワクチンを打ったので心配で。接種後に40度の熱が出て、副反応だと思っていたけど、異物の健康被害の可能性もある。そもそも異物混入のを打つって医療事故じゃないの?」
(コメントの紹介はここまで)
女性格闘家のぱんちゃん璃奈さんが、異物混入ワクチンと同じ製造ラインのロット「3004956」を接種して、アナフィラキシーになった事を知りました。
スポーツ報知のネット記事から抜粋して紹介します。
〇ぱんちゃんがツイッターで語ったこと
異物混入と同じロット(同じ製造ラインの3004956)を打ちました。
2回目の接種でしたが、接種してから12時間後に上唇に痺れを感じ、同時に咳が止まらなくなり、呼吸が苦しくなりました。
ネット検索をしたら、アナフィラキシーの症状と分かり、意識不明になる可能性があると書かれていたため、救急車を呼びました。
救急車に乗る時には、首と顔に湿疹が出始めました。
ただし呼吸は楽になってきました。
病院に着いた時には、両目が腫れて、片目はほぼ開いてない状態でした。
すぐにアナフィラキシーの点滴をしてもらって、湿疹は治まり、顔の腫れは1日かかって戻りました。
それから3日後に、ワクチンに金属の粒子が入った異物騒動を知り、そのロットを自分が接種した事を番号を見て知りました。
私は金属アレルギーです。
すごく心配になり、コロナ副反応の対応電話の所に電話し、「異物騒動のワクチンを接種してアナフィラキシーになってしまい、不安でたまらないので、どうしたらいいですか?検査できませんか?」と尋ねました。
「ここでは対応してないので、打った会場に電話して下さい」との返事でした。
接種会場に電話をかけると、「それはワクチンの副作用かもしれないから、ここでは対応できません。体調が悪くなったら病院に行って下さい。自費で検査してもらう事になります。」と言われました。
さらに「異常があった報告は聞いていないので、他の人にも同じように伝えてます」と言われました。
あんな副作用が出たので、せめて検査してほしいんです。
異物混入のワクチンを接種した可能性のある人たちを。
同じく接種した人は、みんな不安に感じていると思うので、声を出したいと思い、文章を書きました。
(抜粋はここまで)
ぱんちゃんさんの訴えでまず分かるのは、アナフィラキシーが12時間経ってからも起きる事ですね。
テレビに出ている専門家や日本政府は、「アナフィラキシーは接種してすぐに起きるものだ。だから会場に少しの間留まってもらい、起きるか確認する」と言ってますが、もっと遅く出る人もいるわけです。
次に気になるのは、ぱんちゃんが副反応の対応ダイアルに電話したのに、あっさりと「ここでは対応してない」と門前払いを食らっている事です。
ちゃんと仕事してんのか?って思ってしまいます。
アナフィラキシーも副反応の1つなんですけどねえ。
それから、接種会場の返事が「異常が出た報告を聞いてないので。他に人にもそう伝えてます」なのも、違和感しかないです。
「いやいや、いま私が異常が出たと報告してるんでしょ! それを書き留めて、上司やら上の組織に伝えないとダメでしょ!」と、私がぱんちゃんの立場なら絶対に思いますね。
前々回の日記では、原田曜平さんの父親が、ぱんちゃんさんと同じように副反応が出て救急車で運ばれた件を取り上げました。
その時のコロナ対応電話もとんちんかんなもので、たらい回しだったし、ワクチン副反応の相談ダイアルを設けたのに機能してないとの疑念がぬぐえません。
最後に、異物混入が分かったロット番号「3004667」のモデルナ製ワクチンを接種し、副反応が出た10代男性の話を取り上げます。
8月30日のANNnewsCH(ユーチューブのチャンネル)のニュース動画からの抜粋です。
このニュースでは、新たな異物混入事件も扱っており、それもついでに書きます。
〇ロット番号「3004667」を接種した、慶応大学生の森優貴さん(18歳)の話
1週間前に2回目の接種をしましたが、その夜に38.9度まで熱が上がって、そこから1~2日は熱が出たままでした。
接種から3日後に体調が急変し、目が(視界が)砂嵐みたいになって見えなかったり、音がすごく遠くで鳴ったりしました。
やばいと思って、枕元のスマホで救急車を呼びました。
入院になりましたが、胴体全部が真っ赤になってしまい、体中にじんましんが出ました。
でも、ワクチンの副反応だと特に医者からは言われてないです。
医者は「ワクチンで(体が)弱っていたからじゃないか」と言いました。
異物の混入についても、医者は何も言わなかったです。
(政府が)調べても、因果関係は無いと言いたい時は「無い」と言うでしょうし、ワクチン接種を回避できるならばしたかったですね。
(※森さんの話は終わり、ここからは番組のナレーションに入ります)
森さんは本日(8月30日)に退院したが、彼が救急車で入院したのは8月26日の未明だった。
この時は、ほぼ同時刻に厚労省が異物混入の公表をしていた。
公表は8月26日未明だったが、武田薬品は8月16日に異物混入を把握しており、厚労省も8月20日には接種会場から「武田薬品がワクチンを回収した」と報告を受けていた。
今、次々とワクチンの異物混入が明らかになっている。
群馬県の接種会場で昨日に、モデルナ製ワクチン(ロット番号は3005236)の瓶の1本から、黒に近い青っぽい色の異物が見つかった。
注射針に入らない大きさだった。
厚労省この異物について、本日に「ゴム栓のようなもので、製造工程で混入した可能性が高い」と発表した。
沖縄でも、8月27日と28日に、開封後の容器1つと3本の注射器から黒い異物が見つかった。
このワクチンのロット番号は「3005293」である。
この異物は、ワクチンの入った瓶に注射器の針を刺した時に、瓶のゴム栓が針に削り取られた破片だという。
だが沖縄県では、別の注射器1本からピンク色の固体も見つかっていて、何なのか分かっていない。
ゴム栓の破片と見られる異物は、東京都でも4つの瓶で見つかっていた事が、今日(8月30日)に明らかにされた。
このワクチンのロット番号は「3005236」である。
厚労省は、「もしゴム栓の入った注射をしてしまっても、ゴム栓には感染性がなく、アレルギーにも影響のない素材なので、安全性に大きな影響はない」と主張している。
(ANNnewsCHのニュース動画からの抜粋はここまで)
ゴムのアレルギーは、あると思うんですよね。
私は敏感肌の体質ですが、ゴム手袋を着けていて、特に汗をかいてむれると、かゆくなったり、かぶれたりします。
私よりもゴムに反応する体質の人は、当然いるでしょう。
ネットで「ゴム・アレルギー」の検索すると、すぐに出てきますよ。
厚労省の言う「ゴムはアレルギーのない素材」というのは、普通の人はそうでしょうけど、全員には当てはまらないと思います。
今記事で取り上げた激しい副反応の出た人達は、ワクチン自体への副反応と、混入した異物へのアレルギー症状が併発したのかもしれせん。
なんにせよ、きちんと調べないといけません。
モデルナ製のワクチンは、調査が終わるまで、すべてを使用停止にしたほうがいいと思うんですけどね。
モデルナ社がきちんと商品を作れてない事が分かったのに、別のロットとはいえ、そのまま使い続けるのは、おかしいと思います。