衆議院が昨日(10月14日)に解散されて、31日が衆議院選挙の投票日と決まりました。
これまで、何度も「首相が衆院を解散をするのでは」と言われてきましたが、しないまま進み、任期満了の形での解散になりました。
途中で首相が解散をしなかった事は、私は素直に評価します。
首相の一存で衆院解散をするのは、憲法違反との声もあるし、やらないほうがいいです。
今度の衆院選は、政権交代の可能性があると見ています。
長く続いた自公政権に国民の多くは飽きがきているし、ちっとも生活が良くならず、どんどん悪化していると感じる国民も多いでしょう。
そして野党たちは、自公とは大きく違う政策を打ち出しており、共闘もかなり進んできてます。
国民がさぼらずに投票をし、投票率が上がれば、政権交代は起きるでしょう。
現在の日本では、非正規雇用が右肩上がりに増え、正社員でも給料が低い人がかなりいるし、子供の6人に1人が貧困生活にあえぐなど、不満を抱いている方は間違いなく多いはずです。
その想いを、投票行動で表現してほしいです。
立憲民主党などが出している政策は、いま困っている人達を見ているし、自公とは違います。
正直、期待できると思います。
東京新聞の10月14日朝刊には、立憲民主党の政策のあらましが1面に出てました。
それを書いて、お知らせしましょう。
①法人税に累進税率を導入し、大企業ほど減税をうけて税負担が低い現状を解消する。
金融所得の税率も、国際標準の30%に上げる
②時限的に年収1千万円までの個人の所得税を免除する。
③時限的に消費税を5%に下げる。
④低所得者に年12万円の給付をする。
⑤コロナ対策は、持続化給付金や家賃支援給付金を速やかに再給付する。
公立病院の統廃合や病床削減の現行政策を見直す。
保健所の職員を増員する。
⑥原発は、新規の建設を認めず、廃炉を着実に進める。
⑦選択的な夫婦別姓の早期実現をする。
LGBT平等法を制定する。
⑧辺野古の基地建設は中止し、アメリカと基地の在り方を見直す交渉をする。
⑨核兵器禁止条約へのオブザーバー参加を目指す。
軽くインターネットで情報を集めたら、他にも最低賃金を時給1500円にするのを目指す、送電網を充実させて再生可能エネルギーに注力する、カジノ解禁を撤回する、日米地位協定の改定を進める、といった政策も打ち出してます。
基本的に、私がこのウェブサイトで訴えてきた事を、公約に入れている感じで、非常に好感が持てます。
現在の野党では、立憲民主党が最も有力で、上記のように公約も良いし、そこに票を入れると政権交代の可能性が増すと思います。
なので今回の衆院選では、小選挙区も比例も立憲民主党に投票することにします。
なお、他の野党(日本共産党、社民党、れいわ新選組)も同じ方向の公約を出しており、共闘が進むのは自然なことだなと思いました。
野党共闘のため、小選挙区によっては立憲民主党が出てない所もあります。
私は、日本共産党は志位和夫がずっとトップをやっている事に不満があるので、国政選挙では投票しない事に決めてます。
私の住む小田原(神奈川17区)は、現状だと立憲民主党、日本共産党、自民党から候補者が出るそうで、立憲の神山洋介に投票することになります。
共闘で一本化するため、日本共産党の候補者を取り下げる話もあるみたいです。
私は神山洋介に入れると決めたので、共産が降りるかは投票行動に影響しませんが、神山洋介に一本化したほうが野党が勝つ確率は上がるでしょうね。
このところコロナウイルスの感染者が劇的に減っており、投票率は上がりそうです。
できるだけ多くの方に、投票してもらいたいです。
それで政権交代ができたら最高ですね。