南北の共同声明(1972年7月4日)

(『北朝鮮の真実』重村智計著から抜粋)

韓国と北朝鮮は、1972年7月4日に、7項目からなる『南北の共同声明』を発表した。

この宣言は、韓国の李厚洛・中央情報部長が密かに平壌を訪問して、その後に北朝鮮の朴成哲・副首相がソウルを密訪問して、合意した。

この共同声明が実現した背景には、アメリカと中国の接近があった。

72年2月12日に、ニクソン・米大統領が訪中をしたことは、世界に衝撃を与えた。

韓国と北朝鮮は、「自分は見捨てられるのではないか」と心配した。

そのために、両国は対話に乗り出したのである。

『7.4共同声明』は、平和的な統一を目指すとし、次のような合意をした。

① 武力挑発をしないで、軍事衝突を防止する

② 南北交流の実施

③ 直通電話の設置

④ 調節のための委員会の設置

(2013.8.22.)


韓国史 日本支配からの解放後 目次に戻る