南北の初の首脳会談(2000年6月)

(『北朝鮮の真実』重村智計著から抜粋)

韓国の金大中・大統領は、2000年の6月13~15日に北朝鮮を訪問して、金正日と初の南北による首脳会談をした。

会談後には、『6.15の南北共同宣言』を発表した。

共同宣言では、次の5つが宣言された。

① 統一問題は自主的に解決していく

② 「韓国の連合制案」と「北朝鮮の連邦制案」の共通性を認めて、
  この方向で統一を目指す

③ 離散家族や親戚の訪問団を交換するなど、人道的な問題の
  解決を目指す

④ 南北は、経済協力を通じて交流し、信頼を高めていく

⑤ ①~④の合意を実行するために、当局間の対話を始める

金大中は帰国直後に、「在韓米軍を国連平和維持軍に換える案を伝えた」と発言して、アメリカを怒らせた。

これは、米韓同盟の解消を意味したからである。

大中は、この会談を評価されて、同年にノーベル平和賞を受賞した。

大中は後に、金正日に4.5億ドルを送金していた事が明らかになった。

この資金は、韓国の財閥である現代商船が提供していた。

○村本尚立のコメント

金大中は、在韓米軍を撤退させて、米韓同盟を解消したほうが良かったと思います。

そうしていたなら、今頃は南北は統一していたでしょう。

韓国の人々は、なぜかアメリカとの同盟に絶対的な価値を置いているんですよね。
まあ日本も同じですが。

そろそろ、アメリカを絶対的に信用するという負のスパイラルから、脱却した方がいいです。

(2013.8.22.)


韓国史 日本支配からの解放後 目次に戻る